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▲最新のエアコン付き食堂車
タイ国鉄では従来、食堂車とはエアコン無しであった。それは私にとってはどうでも良いことだが、タイの上流階級（が鉄道に乗車するとも思えないが）や外国人の間では不満な点の一つだった。そこでタイ国鉄では、廃車となった英国製のエアコン一等車を改造してエアコン食堂車とした。この車両はまだ運用が開始されてはいない。おそらく、チエンマイ行き特急かバッターワース行きの国際列車の編成に近日登場するものと思われる。まず間違いなく国際列車の方だとは思うが。理由はチエンマイ行き特急が牽引している韓国製の寝台車は同じタイプの車両同士でしかブレーキの総括制御ができないからである。
エアコン食堂車は一等扱いとなるので緑のラインが入っている。そして従来のエアコン無し食堂車は二等扱いなのでピンクのラインが入っている。
タイの食堂車の食事は美味しい。それはちゃんと火を使っているから。そしてライバルの駅弁が格安なこと。極東アジアのかの国の鉄道事情とは異なり、実にすばらしい。
▲従来のエアコン無し食堂車
▲食堂車のマーク。スプーンとフォークなところがタイである
