大理の町は古くからの、城壁がある街と、新しく出来た街とがある。その古い街のほうは観光客がよく行く街であって、多くのレストランが並んでいた。店の名前は西洋風にチベッタン・カフェとかの横文字の店があったが、日本風な漢字の店もあった。その中に恵子の店と日本語で書かれた店があった。入ってみたが日本人らしい人いるわけではなく、勿論銀座のバーのようなママさんがいるわけでもなかった。名前が恵子の店というだけで、どうということもない。
しかしそういった店は観光客向け、特に欧米人や日本人向けに出来ていて、何だか居心地が良いのである。コーヒーなどが気軽に飲めるような店であって、中国的なスタイルではない店である。他の場所では、桂林の奥の陽朔や麗江でも同じような店があって居心地が良かった.。同じ様に欧米人やバックパッカーが多いところである。食事も全て美味いと言うわけではないが、パンケーキに蜂蜜を付けて食べるなど、朝のしゃれた食事もあった。中には大理で一番美味しいピザの店という店もあったが、あまり美味くはなかった。でも何だか観光客向けに出来ているので入りやすいのである。
日本人の客を当て込んでか、菊屋なんて名前の店もあった。インターネットカフェなどの便利なものもある。久しぶりに日本語が使えるインターネットカフェがあったので、ここ大理は居心地がいいなどと書いたメールを出した。インターネットカフェで夢中になってメールを送っていたので、出発が遅くなってしまったが、嬉州が行くことにした。
嬉州にはローカルバスに乗って行ったが、本当のローカルなバスで、バス代は何と一元以下であった。どじょうを運んでいたおばさんと一緒に嬉州で降りた。嬉州という古い町を見物して帰ろうと思ったら、もうバスがなくなっていた。オート三輪タクシーがあったがそれで、大理まで帰りたくないので、どうしようかと考えたいたら、別のオート三輪タクシーがどこかえ連れてくると言う。それに乗ったら、別なバス停まで連れて行ってくれて、そこからバスに乗り、大理まで帰りついた。今回はあまり喋らなくても何とか成ってしまった。それに最も安いローカルな乗り物で観光が出来た。
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