このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
2001 冬の沖縄・男二人旅(その2)
(その1)へ | (その3)へ | (その4)へ |
2002.3.8更新
(その2)
【12月15日(土)】
8:00沖縄の夜明けは本州より若干遅い。
ホテルのプール横にあるテラスでバイキング形式の朝食を取る。
オムレツはその場で作ってくれた。どれも美味しい。
今日は半袖、半ズボンに着替えたが、さすがに朝は寒かった。
鳥肌を立てながらの食事となった。部屋に戻って着替え直した。
(万座毛)9:30ホテルを出発。
今日の車の運転はY君が担当。
まずは万座毛へ。さすが観光スポットだけあって、朝から観光客で賑っていた。
遊歩道を少し歩いて行くと海が見え、象の鼻のような形をした崖が見えてきた。
ガイドブックで良く見かける風景だ。
想像していたよりかなり大きな崖だったので、ビックリした。
崖に打ち寄せる波しぶきがまた迫力があった。
(真栄田岬の白い犬)次に真栄田岬へ。ここはマイナーなのか観光客はいなかった。
ダイビングの格好をした人が数人歩いていたくらい。
(そういえば真栄田岬はダイビングのメッカと聞いた事が...)
岬の駐車場に白い野良犬がちょこんと座っていたので思わず写真を撮る。
(沖縄は野良犬、野良猫が本当に多い)
友人Y君は、岬の展望台から沖縄の青い海をじっと眺めていた。
続いて、読谷村の西北端にある「残波岬」へ。
海が見渡せる広〜い公園となっていて、岬に立つ白い灯台が眩しい。
海岸沿いはゴツゴツした岩の崖となっていて、凄い迫力だ。
灯台の階段を息を切らしながら登り、バルコニーから読谷村と恩納村の風景を見渡した。
ん〜、気持ちがいい!
曇りがちの天気だったが、少し晴れ間も見えてきた。
太陽が出ていないと沖縄とはいえ少し寒い。
「カンカラ三線」が作れると聞いていた読谷村にある「むら咲むら」へ。(入場料¥500)
いつかここでマイ・カンカラ三線を作るぞ〜!と思っていたので、夢が実現し、うれしくて仕方がない。
ここはNHKの大河ドラマで使用したオープンセットを見学できる他、沖縄の伝統工芸を気軽に体験できる工房が一緒になったテーマパークである。
さっそく、かんから三線工房「まちだ屋」でカンカラ三線を作り始めた。(体験料・材料費込みで¥3000)
(カンカラ三線作る)エプロンをして、まずは棹(さお・・・ギターでいう「ネックとヘッド」の部分)を紙やすりですべすべになるまで磨く。
職人さんにカンカラと棹をくっつけてもらい、3本の弦をカラクイ(糸巻き)に巻いていく。
最後にウマ(弦を立てる部品)をカンカラに立てて完成。
わずか1時間弱でマイ・カンカラ三線の出来あがり〜!
さっそく職人さんに弾き方を教えてもらう。
沖縄の島唄で「花」を練習した。
ギターを少しかじっていれば、それほど難しくはなさそうだ。
ただ、ギターでは使っている左手の薬指は、三線では使わない。
いつもの癖で、つい薬指を使ってしまいそうになり、苦笑い。
まだまだ心許ない三線の音色だが、胸にジ〜ンとくるものがあった。
(テビチ汁・ライス付き)再び国道58号を北上。
14:00過ぎ、名護市に入り、遅めの昼食をとることにした。
コンクリートの家の壁に「我部祖河食堂・名護店」の看板を見つけた。
街の大衆食堂という感じで、サラリーマンや家族連れで賑っていた。
やはり沖縄の料理を食べたいということで「テビチ汁・ライス付き」(¥750)を注文。
大きなどんぶりに、とっても軟らかく煮込んだテビチ(豚足)のぶつ切りが何切れも入っていた。
大根も輪切り1/2サイズというなんとも大胆な切り方!
こんなに美味しいテビチは生まれて初めて!!
とっても良い店を見つけた〜。
しかし、あまりの量の多さに、最後の一切れがどうしても食べれられなかった。(残してしまってゴメンナサイ)
(沖縄本島「辺戸岬」)左に青く広がる海を見ながら、さらに北上。
16:00、ついに沖縄本島最北端の「辺戸岬(へどみさき)」に到着。
天気はあいにく曇り空だが、今回の旅の目的地でもあるこの地にたどり着いた事に感無量!
記念碑で写真など撮り、日も暮れかかっていたので、そそくさと南下することにした。
同じ道を帰るのも芸がないので、東海岸沿いを走ることにした。
本島最北端の集落の名は「奥」。まさに山奥という感じだった。
東海岸の道は、西海岸とは対照的に、人影もなく行けども行けどもジャングルばかり。(急カーブも多い)
きっと一人で走っていたら、不安でいっぱいになっていただろう。
車のFMラジオを聴きながら、気を紛らわした。
2時間ほど走ってもまだ続く寂しい道に辛くなり、西海岸の国道58号に戻る事にした。
東から西は僅か10kmほどの距離しかなかった。
沖縄本島は東西に短く、南北に長〜いという事を改めて実感した。
再び名護市に戻り、賑やかな雰囲気にホッとした。
途中、コンビニで夕食のパンなど買って、PM8:00過ぎ、ようやく恩納村のホテルに戻ってきた。
今夜もホテルのロビーで琉球舞踊会が開催されていた。
急いで風呂に入り、途中から見学した。
会の最後にみんなでカチャーシーを踊って締めとなった。
今日も一日、充実した時間を過ごしたなぁ。
Y君、一日中、車の運転お疲れ様でした。
(その3へ続く)
(その1)へ | (その3)へ | (その4)へ |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |