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2002冬 続「北の国から」ロケ地巡りの旅(その2)

最終更新日 2002.3.18

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朝のふらりんYHと麓郷街道
(朝のふらりんYHと麓郷街道)
(その2)
1月25日(金)
麓郷での最初の朝。ろくごうふらりんYHの玄関先にある気温計はマイナス6℃。昨年に比べれば、暖かいなぁ。
YHの車の屋根には5cmくらい雪が積もっていた。昨夜は少し雪が降ったらしい。

朝食を済ませ、スキーの支度をして、YHのマイクロバスで富良野スキー場まで送ってもらった。
Aさんも富良野駅から美馬牛に行くため一緒だった。

途中、「2002遺言」で使われる新しい家が見えた。
昨年の夏にバイクで訪れた時は、まだ、作っている途中だったなぁ。

朝方、雲に覆われていた空もだんだんと青空となってきた。
新空知橋を渡り、富良野スキー場に着いた。
ここでAさんともお別れ。(また、どこかで会おうね〜!)
富良野スキー場・山頂駅からの眺め
(富良野スキー場・山頂駅からの眺め)
ゴンドラ山頂駅からは十勝連峰が見えた。
青い空、真っ白な雪。最高の気分!
15:00までスキーを楽しみ、最後の休憩でニングルテラスの「チュチュの家」に寄った。
(この喫茶店は「’98時代」で登場した)

店の入口でスキーブーツを脱ぎ、スリッパに履きかえた。
噂の「焼きミルク」を注文した。いったいどんな飲み物なのか、楽しみ...。

お〜!確かに表面に焦げ目がついている。焦げ目をスプーンで割ってかき混ぜ、飲んでみる。冷たくて、甘くて、美味しい。

16:30再びふらりんYHのバスに迎えに来てもらう。
富良野駅からは、昨年の冬にも一緒だったOさんやS君が乗ってきた。
まさか今年も同じ時期に会うとは...。

今夜はまた賑やかで楽しい夜になりそうだ。
そして明日は、麓郷で「北の国から」ロケ地巡りだ〜!
十勝連峰が見えた〜!
(「麓郷の森」へ続く道)
1月26日(土)
今回の旅も早くも4日目。今朝の天気は曇り空。気温マイナス6℃。
朝食を済ませ、さっそく麓郷ロケ地巡りの始まり、始まり〜。

9:15ふらりんYHを出発。麓郷街道をゆっくりと西へと歩きだす。
天気もだんだん良くなってきた。今日も暖かくなりそうだ。
時々、凍った雪に足をとられそうになり、苦笑い。

しばらくして右に曲がり、「麓郷の森」に向かう。
うっすらと十勝岳連峰が見えた。
と、同時に頭の中で「北の国から」のオープニングが始まる。(笑)
麓郷の森・「紳助の人間マンダラ」ロケ隊に遭遇!
(麓郷の森でロケ隊に遭遇?!)
YHから20分ほどで麓郷の森に到着。夏とは違い静かだなぁ。

おみやげ屋さんの前に1台のワゴン車が止まっていた。
丸太小屋の前で何かやっている。大きなマイクに、カメラ?
もしかして「北」ロケかも?!この偶然の出来事にドキドキしていた。

でも何か変だなぁ?関西系のお笑いのにおいがするんだよなぁ。
しばらく様子を眺めていた。

丸太小屋の前でヘルメットを被った若い男性がセリフを言う。

偽五郎さん:「♪あ〜あ〜...純、蛍、今帰ったぞ〜」

すると頭の上から屋根に積もった大きな雪の塊がドテッと落ちる。

偽五郎さん:「痛っ、首がぁ...」

このカットを3回もやっていた。ご苦労さまです。(笑)
ところで、首、大丈夫かなぁ?

撮影が終ったところでスタッフの方に聞いてみた。
関西テレビの「紳助の人間マンダラ」の撮影とわかった。
北海道でも放映しているそうだが、静岡ではやってないんだよねぇ。

偽五郎さん役の色白でちょっとおかまチックな若い芸人さんとも話をした。
(初めて会ったから、お名前わからなかったけど...)
「’87初恋」で純が父さんのために考えた風力発電装置
(純が考えた風力発電装置)
その方に「『北の国から』のロケ地巡りをしているんです」と言ったら、周りのスタッフの皆さんに「この兄さんは『北の国から』の大ファンなんですよ〜!」と紹介してくれた。
とっても優しい芸人さんだった。

ロケが終了したところで丸太小屋の中を見学し、次に純が風力発電を作った3番目の家へ。

雪にたっぷりと覆われた3番目の家の屋根には、「’87初恋」で登場した、今でも現役!と思わせるような立派な風力発電の風車が。

「父さん、寝ちゃダメ」と、蛍の声が聞こえてきそうな五衛門風呂も健在だ。
北の国から「2002遺言」の新しい家
(「北の国から・遺言」の新しい家)
再び、麓郷街道に戻る。サフォークアイランドを過ぎると...。
ありました!「2002遺言」の新しい家が。
7月に来た時は作っている最中だったんだよねぇ。

五郎さんが愛犬アキナと住んだ4番目の家も健在だった。

近くに行ってみたかったが、立ち入り禁止のバリケードがあるので、しばし遠くから眺めていた。

「2002遺言」の新しい家を眺めつつ、今度は「中畑木材」(麓郷木材)へ。
今日は、工場も事務所も休みらしい。
「中畑木材工業株式会社」の看板に注目!
(ガラス戸の名前も「中畑木材」に!)
事務所の入口に立て掛けてある看板は相変らず「中畑木材工業株式会社」のまま。
あっ!でもガラス戸に書いてある名前が「麓郷木材...」から「中畑木材...」に変わっていた。
やはりロケの時期なんだなぁ。

事務所の横から犬の鳴き声がした。
もしかしてあのワンちゃんが五郎さんの愛犬「アキナ」なのだろうか?
「アキナ、また来るね〜」と言って別れた。

ログハウス風の麓郷バス停待合所の横を通り、麓郷の公差点を渡って「Aコープ麓郷店」(?)で買い物。

そういえば、草太兄ちゃんの元彼女「つらら」さんは、農協のスーパー(今の「Aコープ」)で働いていたんだよね〜。
「コ゜」ってどんな発音??
(邦衛さんの楽しいサイン?!)
実は、買い物が本当の目的ではなく、田中邦衛さんのちょっとおもしろい(失礼!)サイン色紙を見るために立ち寄ってみた。

レジで会計を済ませ、店員さんにサインの事を聞いたらレジの後ろに飾ってあった邦衛さんのサインを直に見せてくれた。

「お〜、これが例のサインね」と一人でムフフッとしてしまった。
店員さん、ありがとう。

次に麓郷郵便局へ。旅友達に出す絵葉書に風景印を押してもらう。
郵便局の前にある「巣立ち」「秘密」で登場した電話ボックスも見逃せない。
五郎さんになりきって、電話を掛けた振りをしてみたり...。
(かなり怪しい?!)
太い麺が特徴の「大麓そば」
(麓郷名物「大麓そば」)
お昼時になったところで、昨年は食べ損なった「小野田そば」屋へ。

店内には、サイン色紙や訪れたお客さんの名刺など壁一面に張られていた。
こういう雰囲気大好き!
ふと、帯広の旧「幸福駅」や、夕張の「黄色いハンカチ思い出ひろば」を思い出した。

メニューを見て何にしようか迷った。
そういえばガイドブックには「大麓そば」が有名とか書いてあったような...。

メニューには書いてなかったが思いきって「大麓そば!」と注文してみた。
店の主人は「それは店の名前なんだけどねぇ...」と苦笑いして教えてくれた。
(あちゃ〜、やってしまった!)

結局「かしわそば」を頼んだ。(「天ぷらそば」も美味しそうだった)
うどんのような太いそばにびっくりしつつ、1年越しの「大麓そば」を美味しく戴いた。
来た道を振り返ると...
(「時計回りの丘」の道)
次に、八幡丘方面に向かって1時間程散歩してみた。

「ふらりんマップ」というYHオリジナルの地図を頼りに、除雪もしていない道をゆっくりと進む。
一面の銀世界に、しばし浸った。

午後、YHの前でペアレントさんの太一郎さん、子供達と一緒にかまくら作りに初挑戦。

2時間ほどで子供なら5人程入れるかまくらがほぼ出来上がった。
雪まみれ、汗まみれになりつつ、かなりの重労働だが、とてもおもしろかった。

夕方、携帯メールの電波を拾うため(ツーカーとJフォンは麓郷では圏外になってしまうようだ)富良野市内まで行くYHの送迎バスに便乗せてもらう。
おかげで札幌の旅友達と連絡が取れた。明日の夜、会う約束をした。

明日は富良野を離れて、再び札幌へ。
(その3)へ続く

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