このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
新界西部の田舎町・錦田(カムティン)。そこには中国からやってきた客家一族の城壁村があります。客家一族はもともと定住地を持たない人達で、いろんな土地を放浪していました。それゆえ卓越した言語能力を持つようになり、昔は外交や通訳業に従事する人も多かったそうです。でも今では普通の香港人となんら変わるところはありません。お婆さん達が黒い帽子とうわっぱりの客家衣装を着てるぐらいです。
城壁村の入り口。ここで1ドル払って中に入ります。入り口には 「古い建物を守るため1ドル寄付してください」 と書いてありました。 お婆さんがそっと手を差し出すので笑顔で渡してあげてください。 | ![]() |
![]() | 入り口近くにある土産物屋さんです。もうなんというか、わびしいです。色あせてて ”こんなの誰も欲しがらないだろうに” という品揃え。涙が出てきそうで思わず 「おじいさん、買ってあげるね」 って言ってしまいそうなそんな悲しくも寂しいお店なのです。 |
村の中にある家は新界によくある普通の家とかわりません。細い路地が縦横にあって子供達が走りまわってました。 それにしてもこれだけ狭く作ってしまったら増改築もままならないでしょうね。 | ![]() |
ここへはKCR上水駅前から77Kのバスがありますが、途中で降りなければなりません。目印になるものといえば錦田の街そのものしかないので多分わかりにくいと思います。乗り物指南の 2階建てバス編 を参考にして、どこで降りたらいいか運転手にでも聞いてみてください。
(9/20追記)
この街の道路沿いにグルカレストランという小さな店があります。勇猛で知られるネパールのグルカ兵一家がやってる店で、特にカレーの辛さは一級品です。どのくらい辛いかって、お腹をこわすほど。最初はキリキリってかんじで胃が痛み、あとで下痢してしまいました。でもすっごくおいしいです。
お店は城壁村から見て道路の反対側。小さな店なので見逃さないように。錦田に来たらぜひ寄ってみんなでお腹をこわしましょう。
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