このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

(日本語WINDOWSへの入れ替え)・・・フォルダーが分かれていない人用

そうですか、CDのフォルダーが分かれていませんか。ではCDからのドライバーインストールはできませんね。最悪の場合画面の色が16色になるかもしれません。モデムもつながらないかもしれません。もしそうなったら残念ですがそのまま使うか、あるいはパーツを買って交換するかのどちらかです。覚悟を決めて臨んでください。とりあえず日本語WINDOWSのインストールはできますからそこまでやってみましょう。手順はCDのフォルダーが分かれている人と同じです。

(1)ハードディスクのフォーマット
まずPCの電源を切り起動ディスクの1枚目をAドライブに入れ電源を入れてください。勝手に読みこみを始め日本語の画面が出てくるはずです。あとは画面の指示に従い2枚目の起動ディスクを入れ A:\>まで進みます。途中でCD-ROMをサポートするかどうか選択するところがありますが、これはどちらでもかまいません。どうせフォーマット後に一度電源を切らないといけませんから。

A:\>まで進んだら起動ディスクを1枚めに交換し format c: をタイプしてエンターキーを押します。「データを消しちゃうよ、後悔しないね?」 というメッセージが出ますがかまわずYes。そのままハードディスクのフォーマットを続けます。
フォーマット後ボリュームラベル云々のメッセージが出ますがこれも必要ないのでかまわずエンターキーを。これで外国語WINDOWSは消え去りました。ここで一旦電源を切ります。

(2)日本語WINDOWS98のインストール
再度Aドライブに起動ディスクの1枚目を入れ電源を入れます。今度はCD-ROMのサポートを選択しA:\>まで進みます。この間CD-ROMのデバイスドライバーをインストールするメッセージが画面上に表示されますからエラーが出てないかよく見ておいてください。ごく稀にエラーが出る機種があります。以前FUJITSUのDESKPOWERでデバイスインストールを拒否されたことがありました。

ここまで来ればWINDOWS自体のインストールは簡単です。CD-ROMドライブにWINDOWS98のCDを入れ、A:\>で E: とタイプしエンターキーを押します。するとCD-ROMに入れます。ここで何故Eなのかというと通常CD-ROMが使うはずのDが仮想ドライブになるからです。
さて E:\> に入ったら次は dir/w とタイプしてエンター。WINDOWS-CDの内容が表示され、その中に setup.exe というファイル名が見つかるはずです。それを確認したらおもむろにsetup.exe をタイプしてエンターキーを押しインストール開始。後は画面の指示に従ってインストールを完了してください。

(3) さて困った
日本語WINDOWSのインストールが終わったとして、問題はここからです。以下でデバイスマネージャーを開けてください。

スタートボタン→設定→コントロールパネル→システム→デバイスマネージャー

おそらく前のページで挙げた4つのデバイスのうちいくつかは認識されていないと思います。どのデバイスかは機種によって異なるので断定はできませんが、私の今までの経験からモデムとディスプレイアダプター、それにモニターはまず間違いなく認識されていないと思います。これらのパーツが98年以前の古いものならWINDOWSのドライバーリスト中にあるのですが、それ以降のモデルではストックされていません。特に海外の製品はリストにないこともよくあります。一応リストをあたってみましょう。

まずデバイスのプロパティを開けます。すると 「このデバイスは存在しないか、正常に動作していないか、またはすべてのドライバーがインストールされていません」 という画面が出てきます。その画面の右下にある ”ドライバーの更新” ボタンを押します。少し進むと検索方法を選択する画面が出ます。ここで ”特定の場所にあるすべての・・・” を選択します。次の画面では左下にある ”すべてのハードウェアを表示” を選択します。すると製造元とモデルの一覧が表示されます。この中から探してみましょう。ここで先に書いておいたメモが役にたちます。もしメモがなかったら探し出すのは至難の技です。

さて一覧を見て運良く見つかったならそのドライバーをインストールすれば使えるようになります。モデムドライバーはコントロールパネルの ”モデム” から入れば同じ画面にたどりつきます。モニターは一覧中にある ”プラグアンドプレイモニター” で充分使えるはずですから、もし見つからなくてもこれで代用できます。
一覧でそのものズバリが見つからなくても、品番の近いドライバーなら使えることもあります。但しそれはやってみなければわかりませんし、おそらくなんらかの形で支障が出ると思いますが。
どうしてもダメという場合、誰かのパソコンを使ってそのパーツのメーカーのホームページにアクセスしてみてください。ドライバーのダウンロードができるものがあります。また近くにパーツショップがあるならその店にそのパーツを置いてないか聞いてみましょう。もしあるならドライバーディスクをコピーしてもらえるかもしれません。PCを買った小売店ではダメですよ。小売店というのは売るばっかりでデバイスのことなどちっともわかってはいません。けんもほろろに追い返されるだけです。

これらの方法のいずれもダメだった場合、そのまま辛抱して使うかパーツを交換するしかありません。ハードに自信があるなら自分で交換するのがいいでしょう。自信がないならパーツショップに持ちこんで交換を依頼することをお薦めします。たいていのショップはやってくれると思います。ただ相手は日本語が読めないでしょうから完全なインストールができるとは限りませんが。

とまあ既製品にはこんなリスクがついてまわります。パソコンをそれなりに知っている人でないとスカになることが多いので既製品は避けたいところですね。それにOSを入れ替えた機械ではメーカーのサポートも受けられません。いいこと無しです。

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