このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

真夏の北海道紀行

その3 日本最北端の駅へ

 再び札幌へと戻り、これから乗車する利尻が入線するホームへと移動する。この列車だけが寝台指定券を確保するのに一番苦労し、寝台指定券が確保できたのは出発の1週間前にキャンセルが発生してからだった(^^;。…と言う苦労話もあったが、やはり夜行での移動は寝台列車ではないと、と言う気持ちもあって寝台を確保したのである(^^;。

 やがてホームに利尻が入線し、即座に寝台車に移動して寝台のセットを始めるが、セットしているうちに利尻は札幌駅を発車してしまう(^^;。この時は寝台のセットが終わってから写真を撮りに行こうと考えていたが、それが出来ず仕舞いに終わってしまう(;_;)。(ちなみに右の写真は稚内に到着した時に撮影したものです(^^;)

 札幌を発車してからしばらくの間は釧路行きのおおぞら13号と併走する。ちなみに翌々日にはそのおおぞら13号に乗車するので、その時には併走相手からこっちを眺めることになる(^^;。

利尻

 白石を過ぎてしばらくすると併走していた利尻とおおぞらが別れてそれぞれの目的地へと走り去っていった。その光景を見終えてから寝台に潜り込み、翌日に備えて眠りに着いたzzz...

 

 眠りに着いたとは書いても、やはり自宅で眠るのとは違い、深い眠りにはつけずに揺れていることだけが分かる位の浅い(?)眠りに終わってしまった。でも、途中駅に停車していることは全然分からなかったものの、名寄を発車する直前に一度目が覚めて通路で一服していたりする(^^;

 

 再び眠りについてそして次に目が覚めたのは豊富を発車した直後の車内アナウンスが再開されたとき、つまりは車掌のアナウンスで目が覚めたのである。カーテンを開けて車窓の景色を眺めてみると今までに見たことがない、原野の中に鉄路が敷かれただけとしか思えないような所を走っていた。しばらくはその光景に見とれていた。この時には身支度を整えようと洗面所が混雑しており、なかなか自分自身の身支度が整えられなかったが、洗面所が空いたところで私も身支度を整え、稚内の到着を待つことにした。

 やがて、車窓の景色に住宅街が見えるようになり、南稚内に停車した後に日本最北端の駅、稚内に到着した。

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仕切り線

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