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真夏の北海道紀行

その5 日本最北端の地をスーパー宗谷で後に

スーパー宗谷 稚内を去るのに利用したのはスーパー宗谷2号、今年の春のダイヤ改正でデビューしたニュースターである。今回の旅行で「スーパー」と頭に付く特急に乗車するのはこのスーパー宗谷を含めても3列車しかなかった・・・ハズだったが、前日の札幌での時間潰しでスーパーホワイトアローに乗車したこともあって合計で4本の列車に乗車したことになる(^^;

 ・・・と言う戯れ言は置いておき(^^;、稚内駅に入線したスーパー宗谷2号に乗り込む。乗車した車両はグリーン車であるが、決して通常料金を払って奮発したのではなく、北海道フリーきっぷ(グリーン車用)を利用して乗車したのである(^^;

 グリーン車の車内は座席数は9席しかなく、しかも最初に席を確保したときには座席指定を間違えて二人掛けの座席を確保してしまった(^^;。こんな事もあり、後から一人掛けの座席に変更した失敗もあったが(^^;、一人旅の旅人にとっては隣の席を気にせずに車内でくつろげる一人掛けの座席を確保したくなるのである。

 また、最近のグリーン車は禁煙車が多いが、私のようなヘビースモーカーにも気軽に利用させるために(?)グリーン席近くのデッキには喫煙コーナーも設けられており、長時間の旅行でも紫煙を燻らすこともできるのである。

 稚内を後にしたスーパー宗谷は1条の線路の上を南へと走り始めた。豊富付近までの車窓は利尻の車内から見ていたので記憶は残っているものの、豊富から先の区間は眠っていたので当然記憶が無く、「こんな所を走っていたのか?」と改めて自然の中を走る宗谷本線の景色に見とれる。また、スーパー宗谷の先頭車と最後尾の車両には運転台の下から前後の景色も眺めることが出来、時々最後尾に出向いて去りゆく景色を眺めてみたりもした。

 名寄からはスーパー宗谷本来の走りを見せるようになり、レールの継ぎ目を通過するときの音もエンジンの高鳴りも名寄までの走りとはまた違った音を聞かせてくれたが、それでも塩狩峠を通過するときだけはエンジンの高鳴りは高速の走りを見せずに高出力を活かして塩狩峠を通過し、1時間も経たないうちに旭川に到着した。

 旭川からは次の目的地である美瑛に向かうために富良野線のホームへと移動した。

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