朝風呂を浴びようと思って目覚ましをかけていたのだが、お約束どうり寝過してしまい、バスの時間も迫ってきたのでバスターミナルに向かう。ここから網走経由女満別空港行き流氷ラインバスが出ている。そのバスに乗り込んだのはわずか二人、しかもその人はガリンコターミナルでさっさと降りてしまった。（まぁそのおかげで美人のガイドさんが1対1でガイドしてくれたので、それはそれで非常にラッキーだったのだが…笑）。 湧別を過ぎ氷結した佐呂間湖が見えてきた。意外と起伏が多い。常呂でで再びオホーツクの流氷を眺めると今度は能取湖に沿って走る。ここも完全に湖面は氷結している。網走駅で港行きのバスに乗り換える。網走港からはオーロラ号という砕氷船が出ている。
	オーロラ号の乗り場には観光バスが何台も横付けされ、団体客でひしめき合っていた。行列に並びやっとのことで乗船、すぐに出航した。。
	早速デッキに出ると流氷のはるか向こうに知床連山の見事な姿が横たわっていた
	オーロラ号は2隻ある。客が多いと2隻とも出航するようだ。ちなみにオーロラ号にはドリルがついているわけではなく、船底が丈夫に出来ているので、自身の重さで氷を砕くタイプの砕氷船だ。
	野鳥を間近に見ることができることもある。
	船を降り、町に向かう。水族館や北方民族博物館を見てから、いつもの食堂で夕食を取り、いつもの宿に向かった。私にとっての網走の定番コースであった。そしていつもどうりに食事はうまく、宿は快適だった。