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小田急車両図鑑 
乗り入れ車、事業車、譲渡車編






JR371系
371 1992年、小田急から御殿場へ直通していた連絡急行あさぎりを沼津へ延長、特急化するにあたり、JR東海でも運用を受け持つことになり新製されたのがこの371系です。共通運用されることから仕様は共通とされ7両編成、うち中間2両はハイデッカーで、2階部分はグリーン車(小田急ではスーパーシート)となっています。階下部分は両車で異なり小田急ではセミコンパートメント、JRではオープン座席となっています。
営団6000系
6000 6000系は営団千代田線用に投入された世界初のアルミ製車体を持つ車輌です。試作車が1968年に登場し、1970年から90年まで増備が続けられました。
営団06系
まだ写真がありませんm(_ _)m 1992年に輸送力増強を目的として登場しました。車体、制御機器などフルモデルチェンジが行われています。現在1編成のみで、小田急線内にも乗り入れていますが、6000系と共通運用なため、捕まえるのは非常に難しいです。
デキ1010形(引退)
ED1012 デキ1010形は1927年に開業に当たって製造された川崎造船所製の40t凸型電機です。西武鉄道や名古屋鉄道(→岳南鉄道)に同型車がいます。1984年引退。
デキ1030形(引退)
ED1031 1930年、日本車輌により製造された50t箱型電機です。1997年に引退しました。
デキ1040形(引退)
ED1041 1950年、中日本重工製のデッキ付電気機関車です。大井川鉄道などに同型機がいます。1996年引退。
この写真は84年頃相武台前で撮影したものです。現在は単なる電留線になっていますが、このころは貨物用のヤードの名残が残っており木製のトムやトムフが多数留置してありました。また砂利積み込み用のホームもまだ現役で、写真の左隅には砂利ホームと保線用のホキが写っています。
1300系(右:引退)、1400系(左:引退)
1300型、1400型 1300型は1927年全線複線化にともない増備されたグループで、1959〜60年にかけて車体の更新が行われました。1969年には荷物用に改造され、1984年の荷物営業廃止まで使用されました。荷電時代に町田や相武台前で通過待ちする姿を良く見たものでした。

1400型は1929年に江ノ島線開業に伴い新製されました。1969年まで使用され、引退後も1両が経堂の車輌基地構内で教習用車として使用されていました。
2200系(→富士急5700系→引退)
2200型 1954年に小田急初の高性能車として製作されたのがこの2200系です。前面も非貫通・2枚窓の湘南スタイルが採用され、小田急の車輌の中で異彩を放ちました。後に方向幕の取り付け、2灯化などが行われ、1984年まで使用されました。1982年には富士急への譲渡が開始され、最近まで使用されていました。
またトップナンバー編成は相模大野工場で物置として使用されていましたが、小田急の車輌の歴史の中で重要な役割を果たしたということで、整備、旧塗装への復元が行われ、現在は喜多見検車区で保管されています(非公開)。
2220系(→富士急5700系→引退)
2220型 2220系は2200系の改良型として、1958年に新製されました。4両固定編成で中間車には便所が設けられており、前面は小田急標準スタイル戻りました。1962年に2連化され、1984年まで使用されました。2200系同様富士急に譲渡されましたが、1編成は新潟交通に譲渡されました。
2300系(→富士急5700系→引退)
2300型 2300系は1700系に続く特急専用車として2200系の技術を元に1955年に製作されました。正面2枚窓、側面には狭窓が並び、ドアは先頭車のみのスマートな車体、客室は簡易リクライニングシート、中間車には喫茶スペースとロマンスカーの名にふさわしい車輌でした。SE車新製後も1959年まで特急車として使用されましたが、2320系同様の2扉セミクロスシートに改造され、準特急などに使用されました。1963年には前面貫通化、3扉化、ロングシート化、2連化と通勤化改造が行われ、その後は他の2200系列と共通で使用されましたが、側面の狭窓が特急車の面影を残しています。1982年までに引退し富士急で使用されました。
2320系(→富士急5700系→引退)
2320型 2320系は1959年2220系の技術を利用して製作された4両固定の2扉セミクロスシート車です。主に準特急に利用され、NSE車新製後準特急の廃止に伴い通勤車化改造が行われましたが、側面の窓配置が独特なのですぐに見分けられました。。他の2200系列と同様、1984年までに引退し、富士急へ譲渡されました。
2220系(→新潟交通2220系→引退)
新潟交通 新潟交通には1960年代に1300型や1400型などが譲渡されていましたが、1985年にこの2220系が1編成譲渡されました。譲渡後、新潟交通には路面区間もあったので排障器がつけられ、非貫通化も行われました。ラッシュ時を中心に使用され、1999年に新潟交通が鉄道線を廃止したため廃車となりました。

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