このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

     
北九州線から分岐する枝光線は、戸畑区の幸町までを結ぶ4.8kmの路線。北九州本線よりは多少運転間隔が長かったが、それでも今の町の現状からみれば、当時の交通公社の時刻表に書かれているように「頻繁運転」で最高でも5〜6分位待てばなにかしら電車が来ていたような気がする。
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商店街の東口に位置する枝光線の電停は、戸畑方面には安全地帯があったが、黒崎、到津方面には左の写真のように白線のみである。道路の幅からみても設置できなくはなさそうにも思えるが、1985年〈昭和60年)の廃止になるまで、このスタイルであった。
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かつて、福岡や飯塚、直方から小倉方面に向かう長距離急行バスは、黒崎から電車通、中央二丁目(旧ユニード前)を経て、中央町の交差点を左折。そしてこの枝光線の電停を過ぎて右折し、中央3丁目にも停車していた。また、八幡駅、復興通から来る43番や54番、56番、そして福岡〜山口を結ぶ特急バスも中央3丁目を通っていた。
620643(この先で右折すると中央3丁目バス停)
だがいつしか、電車通からきたバスは中央町の交差点をまっすぐ通過するようになり、八幡駅、復興通を通っていた路線も春の町経由となったため、中央3丁目に寄るバスは40番、42番のみとなった。また、西鉄のホームページによれば、この枝光線電停至近にあった「商店街東口」のバス停は「中央3丁目」に統廃合されたらしく、現在は戸畑から来る電車代行バスの90番なども中央3丁目のバス停に停車するようになっている。
628 枝光線廃止の夜を走る628(砂津行)
枝光線、戸畑線が廃止となった1985年10月20日の夜、撮影に出かけたが、さよなら電車の運行以外に特にイベントもなく、通常の閑散とした夜の電車が往来していた。
     

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