このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

        
 中央町はかつて黒崎に並ぶ繁華街であった(らしい)。かつては人がごったがえした中央区商店街、そして今でも都市銀行をはじめ、金融機関が中央町の交差点を取り囲んでいる。昭和43年の時刻表によれば、交通公社の支店もあったようだ。黒崎から来た線路はここで戸畑方面と到津方面に分かれる。
 
角張った方向幕の1010 幸町経由砂津行
1042 砂津行
朝のラッシュ時には単行に混じって、筑鉄線から連接車が砂津行や幸町経由砂津行でやってきた。連接車は1001〜1064号まで約16年間に渡り新製されていたため、製造グループごとに細かな差異があったらしい。だが、素人の作者には、1001〜1010号の角張った方向幕、1062〜64号の大型方向幕くらいしか特徴を見出すことはできなかった。
3041007
中央町の3つある電停のうち、中央二丁目側にあった電停には折り返し用の渡り線が残っていた。私が中央町電停を使っていた昭和51年以降の段階ですでに使われなくなっていたので、いつまで使われていたのかは分からない。電車の方向幕にも「中央町」の文字があったことから、かつて中央町折り返しの運用があったものと思われる。起業祭のときの臨時運用なのか、定期運用であったのかは定かではない。
571561型
交差点に建つ白い2階建の建物は定期券や回数券の販売所である。見通しのよさそうな場所なので、ポイントが自動化されるまでは、切換所があったかもしれない。
        

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