このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

     
海沿いの専用軌道からまだ道路を横断すると、枝光本町に着く。北九州八幡ロイヤルホテルの建つ場所にはかつて八幡製鉄所の本事務所がそびえていた。長年に渡り大正風の古い建物が枝光本町の交差点を見据えてきたが、事務所は戸畑区に移転してしまった。
西鉄バスは製鉄所構内にバス路線を運行しており、構内八幡と構内戸畑の二つの営業所を構えていた。。北九州の町を走って一線を退いたバスが、本事務所のバス停に「シームレス」など構内独特の行先を掲げて停車していた。少しお古のバスを見かけるたびに、すでに廃車になったものと思っていたバスがひっそりと第二の人生を送っているのを見るたびに少し嬉しくなったものである。
573 枝光本町148 枝光本町
573はこれから幸町を回って砂津に向かう。148は既に幸町を回って、中央町経由の砂津行。
647 枝光本町〜山王間624 枝光本町〜山王間
左の写真は枝光本町の交差点の歩道橋からの撮影である。線路の左には屋台らしきものが数多くならんでいる。中央町か枝光で夜、稼動していたのだろうか。右の写真は山王よりの場所での撮影であるが、今は国鉄の線路もなくなり、かなり景色は変わっていることだろう。
611 枝光本町 143 枝光本町〜枝光駅前
左は昭和60年の廃止の日の撮影。慣れない夜の撮影のなかでもうまく撮れた。枝光本町を過ぎると、本事務所と道路の間の軌道を走り、沖台通の手前までの専用軌道に入る。

571 枝光本町〜枝光駅前625 枝光本町〜枝光駅前
専用軌道がまもなく終わる571号折尾行。踏切には遮断機(さお)を折った場合には届け出るようにとの看板が付けられている。看板の内容は次のページに示す。
     

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