このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

皇后崎(こうがさき)は筑鉄線との分岐を過ぎてすぐの電停。昔はそばに短大があったが、晩年は静かな住宅地とJR線に挟まれるロケーションにあった。皇后崎変電所もそばにあった。黒崎方面のホームには、かつて切符売場跡も残っていたが、待合室の拡張に伴い、覗き窓が名残に残った。熊西から来た折尾行は穴生川の鉄橋を渡ると、軌道でのノロノロ運転のうっぷんを晴らすかのように元気に加速して行く。一方、熊西方面は筑鉄線との合流のため、信号待ちに出くわすことがあり、先方の信号で詰まっていることもあった。

 穴生川の鉄橋を渡る570

591 皇后崎

専用軌道もこれからが本番。穴生川の鉄橋で加速していく570。
570、591もともに福岡市内線からの移籍車。水色の内装、独特の屋根の形状は福岡市内線単行車の標準的なスタイルだ。

145 皇后崎632・615 皇后崎
 100型の窓枠を含めた車両更新は比較的早い段階に着手されているが、冷房が搭載されることはなく、1985年の門司、戸畑、枝光線の廃止時には姿を消している。
71 皇后崎602 皇后崎
71はもともと、北九州線に配属されていたが、途中福岡市内線に転籍した車両。車体は600型に酷似。広告車両は昭和55年頃から、日刊アルバイトニュース号(613)を皮切りに一時期、数両が標準の赤色とは異なる目立つ塗装で登場。町並みにアクセントをつける存在だった。
 

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