このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

折尾東口を出ると金山川を渡り、国道3号線と国鉄鹿児島本線の間を並んで走る。折尾東口〜陣の原間は、北九州線のなかで駅間が最も長く、陣の原〜皇后崎間と並んで運転速度が高く60kmを越えていた。東口の電停から金山川の鉄橋を渡り国道3号線と併走するまで、線路と並行する道がないので、線路際を歩きながら撮影するには迂回路を探したり、電車の来ないスキを狙って線路を歩かせてもらったこともある。撮影当時の運行間隔は昼間でも5分程度だったため、複線と単純に考えても2分30秒に1本は電車が来る計算となる。短い距離に絞っていたが、線路歩きは本当に怖かった。
614 折尾東口〜陣の原間618 折尾東口〜陣の原間
国道3号線とのデットヒート区間。電車も車も60km走行のため、併用軌道では味わえないレベルの高い?戦いがいつも繰り広げられていた。ただ、このあたりは軟弱地盤のため、横揺れがひどくなると電車は加速をやめてしまう。独断と偏見を否めないが、特に300型はよく揺れたように記憶している。
592 折尾東口〜陣の原間572 折尾東口〜陣の原間
電車の撮影当初は疾走する電車にピントを合わせることがうまくできなかったので、架線柱に距離を合わせてから撮影することが多かった。
610 折尾東口〜陣の原間砂津行の1007 陣の原
今の地名の陣原には「の」入らないが電停やバス停は「陣の原」となっている。陣の原電停の踏切は、陣原陸橋ができるまでは黒崎から折尾へ向かうメインストリート。確か今の国道3号線(則松バイパス)ができるまでは、こちらが国道では?。電停の周りには、小さな居酒屋や市場が電停を囲んでいた。かつては書店やスーパーもあったのだが、今はひっそりとしている。折尾方面のホームには切符売場の跡が残っている。朝夕には2両編成もやってきた。かつて折尾へ向かう西鉄バスはこの踏切経由する路線がいろいろあったが、今は電車代行バスの1番のみである。
613 陣の原613・305 陣の原
613号のアルバイトニュース号は昭和55年から始まった広告電車ブームのなかで最初の広告塗装車であった。赤色やかつての橙・クリーム色の塗装ばかりの北九州線のなかではかなり目立つ存在となり、その後数社の広告塗装車が走るようになった。
 

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