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門司駅前は、渡り線を持つ電停。かつて門司駅前行は夕刻でも見られた行先だったが、晩年は早朝、深夜の2、3本のみの運用となっていた。駅前周辺の景観は廃止となった1985年からあまり変わっていないようだ。八幡育ちの筆者はあまり土地勘がないが、駅前通りに商店が並んでいた記憶がある。
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614 幸町回り | 621 ゆうえん塗装 |
ボーイスカウトの子供たちで鈴なりの電停(左)。撮影は昭和60年の秋だったが、もうその頃、遠足や子供会などの団体客が乗る光景はなかなか見られなくなっていた。 |
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渡り線と147 折尾行 | 629 戸畑行 |
かつて、東京〜九州を結ぶ寝台特急は門司を出ると博多まで止まらなかった。折尾、八幡を最寄の駅としていた私は、東北の祖父母の家に遊びに行くときには、いつも門司の駅まで出向いていた。乗降客数、駅の規模からみて到底小倉駅には及ばないが、門司駅には機関車の付け替えのために優等列車が長時間停車し、静まった構内でありながら関門トンネル開通後の九州の玄関口として威風堂々した雰囲気があった。
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587 門司行 | 門司に向かう618 |
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