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広石、門司区役所前の坂を下ると棧橋通に着く。通常、「さんばし」と言えば、「桟橋」と書くが、電停もバス停も旧字体の「棧橋」で表記されているので、ここではこれを踏襲した。電停は門司の町の中心に位置し、かつては地場の山城屋デパートがあったが、今は西鉄の手でマンションが建てられている。若松と同様に門司も港町としての栄華は過去のものになりつつあるが、現在このあたり周辺はレトロ地区として、北海道の小樽や函館のように西洋建築を前面に押し出す町並みの整備が進められており、観光客も増えてきている。 |
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619 棧橋通〜広石間 | 567 棧橋通〜広石間 |
棧橋通の交差点から門司港駅を海へ向かう道が短い道が国道198号線で、日本で3番目に短い国道である。走行しているうちにすぐ1番違いの199号線に入るため、その存在には気付きにくい国道である。 |
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642 棧橋通 | 628 棧橋通 |
棧橋通の電停。富士銀行は撤退したが、山口銀行は今の同じ場所で営業している。棧橋通を出ると電車はガラガラとなり、回送のような状態で終点門司へと向かう。筆者は門司の町を1987年以来訪れていないので、変貌ぶりを見に是非再訪したいと思っている。 |
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