このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

     
「遠足の定番」—動物園と遊園地を兼ね備えた北九州随一のレシャーランド、到津遊園は2000年5月31日に68年の歴史を閉じた。この施設を西鉄が運営していることを筆者が知ったのは以外と遅く、1980年11月の北方線廃止のときだった。引退した323号が園内に静態保存となり、香椎花園、大宰府園とともに、遊園地経営も手掛けていたのを知った。現在は、お別れメッセージ号として最後を飾った634号が展示されているらしいが、1992年の廃止からの歳月の経過は否めず、腐食が著しいらしい。
635・57671
遊園前の電停は、乗降客が安全に移動できるために、安全地帯はガードレールで囲まれ、歩道とは歩道橋で結ばれていた。ここまでの設備をもつ電停は北方線の香春口電停くらいではなかろうか。団体の乗降も考慮されているのか、安全地帯も他の電停よりも少し長めになっている。
610 2代目アルバイトニュース号616
遠くからみると600型と酷似 69
西鉄の手を離れた到津遊園は2002年4月13日から、「到津の森公園」という北九州市の有料公園として整備され開園した。市内でも貴重な動物園は残されることなった。北九州に行く機会があれば、小学生の頃を思い出しながら、生まれ変わったいとうづゆうえんを再訪したいと思う。
     

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