このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
■TRAIN-TOUR 〜大阪圏エリア (米原〜姫路)〜 | |
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近畿地方にあたるこのエリアはJR西日本の管轄です。JR西日本の大阪近郊エリアは、『アーバンネットワーク』という呼称が与えられていて、各線にも正式線名の他に愛称線名がつけられています。
無論、東海道本線も例外ではなく、米原〜京都は『琵琶湖線』、京都〜大阪は『JR京都線』、大阪〜姫路は『JR神戸線』という愛称がつけられています。
このエリアでは、「移動は新快速で」が鉄則になります。このエリアの新快速は、東海道線中でも最もクォリティーが高い通勤電車といえるでしょう。スピードはMAX130Km/hです。 但し、結構揺れます。(^^;
このエリアは1ページにまとめましたが、総延長は200キロ程度ある(米原〜姫路・198.4km)ので、かなり長くなってしまいましたが、このエリアを、新快速は2時間強で走ります。(東京〜静岡180.2kmの所要時間は快速&普通乗り継ぎで3時間程度)
米原(まいばら)から電車に乗る場合、必ずしも新快速が速いとは限らないので注意が必要です。普通電車(京都から快速)が、近江八幡や、山科、京都、神戸までは、新快速より先につく場合があります。時刻表で確認しましょう。
彦根は、彦根城があり、観光客も多いです。日本テレビ系列の鳥人間コンテストが行われる会場の最寄駅となります。
近江八幡では、近江鉄道に乗り換えできます。米原からでも乗り換えできます。貴生川(きぶかわ)・八日市(ようかいち)方面に行く電車です。
野洲(やす)からは、さらに電車の本数が増えます。大阪からの電車は、快速が野洲・米原・安土(あづち)止まりが多いです。新快速の一部も野洲どまりです。
快速は、野洲か米原まで(一部大垣)、新快速は、北陸本線長浜・米原まで行きます。野洲では、まとまった乗降客があります。
野洲では、さらに新快速の本数が増えます。昼間では米原・長浜までが2本・野洲までが1本・湖西線方面が1本という構成です(01年10月ダイヤ改正から。それまでは野洲行きの新快速は草津止。)。また、草津では、貴生川・柘植(つげ)方面へ行く草津線に乗り換えできます。このあたりは京都のベッドタウンとして発展しているので、乗降も多いです。
大津は、滋賀県の県庁所在地です。県庁所在地の割には駅自体は平凡なつくりです。大津観光をする場合ならここが便利です。ただ、京都からの場合は、京阪線の浜大津駅を使ったほうが便利かもしれません。
山科で湖西線に乗り換えできますが、京都から乗ったほうが便利かもしれません。京阪電車京津線と京都市営地下鉄東西線のも乗り換えが出来ます。比叡山延暦寺へは、京阪京津線で坂本まで行くというのが多いのですが、湖西線の比叡山坂本駅を使うともっと便利です。坂本からロープウェーになります。
京都では、湖西線・奈良方面奈良線・亀岡方面山陰本線(嵯峨野線)と、近鉄線・京都市営地下鉄烏丸線に乗換えできます。京都は、大きな駅ビルができて格好よくなりましたが、京都の中心地はJR京都ではなく、やはり、四条河原町付近です。この付近からは、阪急・京阪電鉄が大阪方面に出ているので、これを使ったほうが京都へはいいかもしれません。JR京都駅からは四条河原町方面への市バスが出ています。地下鉄で四条まで行って歩いても遠くは無いです。なお、京都駅は七条烏丸付近にあります.
京都(昼間は高槻)から、今まで普通と表示されていた電車は快速になり、快速運転します。(一両に片側3箇所の扉がついた電車が快速運転。)普通電車は別途走りますので、混乱しないようにしましょう。(一両に片側4箇所の扉がついているのが各駅停車。)本屋で売っている時刻表の中の普通は、実は快速です。各駅に止まる普通電車は、近郊エリアの欄に山手線・京浜東北線などと一緒に別途記載されています。注意しましょう。
京都を出ると、大阪エリアになり、電車はかなり混雑します。新大阪につくころには座れれば寝ていることでしょう。
途中、大阪までの間は、新快速の場合は高槻・新大阪に止まります。
高槻は大阪のベッドタウンとして発展している街で、大阪府で最も北の市です。(隣の島本町が北端。) 昼間の普通電車(各駅停車)は、この高槻と西明石・新三田の区間運転が多いです。
新大阪で新幹線・地下鉄に乗り換えです。そして、それから4分で大阪に到着です。大阪では三田方面福知山線(JR宝塚線)、京橋・鶴橋・西九条・弁天町・天王寺・USJ(ユニバーサルスタジオ・ジャパン)方面の大阪環状線、奈良方面関西本線大和路快速、関西空港・和歌山方面阪和線関空快速・紀州路快速などに乗り換えできます。
京都〜大阪〜神戸の京阪神エリアは、日本で一番の鉄道激戦区と言われています。
そのため、平行して走る京阪電鉄・阪急電鉄・阪神電鉄は、クォリティーがかなり高いです。無論、それに競合するJR西日本の電車のレベルもかなり高いです。これが、JR西日本の車両のレベルの高さの所以になっています.。
大阪では地上にJRと、JRを除くと日本最大のターミナル駅といわれている阪急電鉄の梅田駅、地下になっている阪神電鉄の梅田駅と、大阪市営地下鉄の梅田駅があります。JR以外の鉄道は、すべて『梅田』という名前になっているのも、JRとの対抗精神が表れています。
尼崎は、JR西日本でもトップクラスの複雑な駅です。東からは東海道線(京都線・神戸線)とJR東西線がやってきて、西からは東海道線(JR神戸線)と福知山線(JR宝塚線)がやってきて、お互いに相互乗り入れとなっています。ここで、東からやってきたJR神戸線(京都線)の普通電車のうちの半分がJR宝塚線に移っていき、JR東西線電車の半分がJR神戸線の普通電車として西に向かいます。残りの殆どはJR宝塚線(福知山線)からJR東西線に、あるいはその逆のパターンになっています。
東京圏の場合と違って、このホーム、この番線には決まった線・行き先の列車が必ずくるというわけでないので、多少慣れが必要かもしれません。
甲子園口は、阪神甲子園球場への最寄駅になりますが、阪神電鉄の甲子園駅を利用したほうが、かなり便利です。甲子園口駅を使った場合は阪神電鉄バスで少し南下することになります。(阪神電鉄甲子園駅からは球場まで徒歩すぐ。)
その阪神タイガースの応援歌『六甲おろし』は、神戸の六甲山からの山風のことなのですが、その六甲山に行くには六甲道からバスになります。
芦屋は、東の田園調布と肩を並べる高級住宅地のイメージがあります。この駅は、朝と夜は新快速が停まりません
清酒の名所・灘を過ぎれば、東海道線最西の県庁所在地駅、三ノ宮につきます。実際に兵庫県庁へは次の元町が近いです。(^^;
三ノ宮では、阪急・阪神の私鉄、地下鉄、ポートライナーに乗り換え。東海道線最西の行政都市、神戸市の中心地は三ノ宮です。繁華街は、次の元町まで続いています。
東海道本線の一番西の駅、神戸は、風格ある高架建築の駅で、神戸の中心地というわけではないですけれども、周りは新しく開発されたハーバーランド地区の最寄の駅で賑わっています。
神戸より西は、山陽本線となります。神戸駅の真中より少し大阪よりに、東海道線の終点・山陽本線の始まりの指標が立っています。ただ、大阪〜姫路を結ぶJR神戸線としては、単なるひとつの停車駅に過ぎないわけで、ほとんどの電車がこの駅をスルーしていきます。東の末端・東京駅ではすべての列車が折り返すのとは対照的です。
須磨は、阪神間屈指の海水浴場があるところとしても有名で、また、百人一首にもこの地名が出てきます。
「淡路島かよふ千鳥の鳴く声にいくよめざめぬ須磨の関守」
上の句にも出てくる淡路島へは、舞子でバスに乗り換え、明石海峡大橋経由で行けます。ちなみに、ここは、まだ神戸市です。
明石は魚介類が新鮮なことで有名です。ここでは、神戸から平行して走っている私鉄・山陽電車に乗り換えです。
西明石では、多くの普通電車がここまでの運転になり、快速電車が京都以東同様、普通電車になります。
加古川では粟生・西脇方面加古川線に乗り換えできます。
そして、JR神戸線の末端、白鷺(しらさぎ)城という別名がついていて美しい姫路城が有名な姫路では、新幹線、寺前・和田山方面播但線、津山方面姫新線と、神戸方面山陽電車に乗り換えです。
たいていの快速、新快速は、網干(あぼし)止まりになりますが、上郡・播州赤穂・備前片上まで行く電車もあります。それ以西・岡山・広島へは姫路で乗り換え、1.5時間で岡山に着きます。
琵琶湖・京都線・神戸線エリア所用時間(新快速電車・おおよその目安)
米原〜草津・・・35分
草津〜京都・・・20分
京都〜大阪・・・30分大阪〜三ノ宮・・・20分
三ノ宮〜神戸・・・3分
神戸〜明石・・・20分
明石〜姫路・・・20分
JR西日本エリア東海道線の電車(停車駅は米原・東京方面からの順)
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路線図が見にくければ、図の上でマウス左クリックで出てくるメニューのズームインを選ぶと見やすくなります。
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■TRAIN-TOUR 〜JR琵琶湖線・京都線・神戸線(米原〜神戸)〜 |
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