このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


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落書き帳

12年2月9日

知事選挙


 2月6日。小雨が振る中、大阪では、知事選挙があった。
 これまで、職業柄。「不在者投票」ばかり行っていたが、今回は、初めて、地元の投票所で、投票した。
 前夜、いや、投票日の午前1時まで、友人と深酒していたので、二日酔いで頭が痛かった。
「知っている人に、逢うことはないだろう・・」
まあ、投票場所は、近くの幼稚園だし・・・
 ヒゲを剃らずに、頭もセットせず、寝ぐせのついたまま、鏡も見ないで、出かけた。
 案の定、選挙に足を運ぶ人で、20代の顔ぶれは、ほとんどいない。30代以上のおじさん、おばさんばかりだった。

「ほんま、若い奴は、なにしとるンや・・
二日酔いでも、こうやって、来てるのに・・
投票に参加せん人から、事務手数料100円でも徴収して、
福祉にでも当てたらええのに・・・」

そんなことを、考えながら、幼稚園の門を潜った。
ふと、近くに、なつかしい竹馬が立てかけてあり、
「ここから、講堂まで、竹馬で行ったろか・・」
なんて、思ったりした(まだ、酔ってる?!)。
もちろん、実行には移さなかったが・・・。

 さて、講堂に着いた。こうした、普通の選挙は、初めてなので、ちょっと緊張気味だった。ハガキを受付に手渡したときである。受付の女性職員と目が合い、「おや?」と、時が止まってしまった。
「ああ、お久しぶり、こんにちは。」
 中学の時の、クラスメイトだった。
しまった!ヒゲぐらい剃ってきたらよかった (-_-;)>
もう、後の祭りである。私の後ろに投票者が、並んでいたし、場所が場所だけに、雑談は控えることにした(二日酔いも、バレてしまいそうなので・・)。手短に挨拶をして、投票用紙を受け取ると、順路に従い机に向かった。
「なんだか、今日は、生徒会の選挙みたいだな・・」
 彼女は、生徒会の選挙監理委員ではなく、市の職員。本物の選挙管理委員になっていた。

 今回の投票率は、過去最低だそうだ。
大阪知事選挙の投票率は、44,58%。
中学校で行われる、生徒会選挙の半分以下である。
なんとも、情けない・・・


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