このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
バスによる観光が終わったあと、高千穂郵便局を探した。昨日出し損ねた葉書 を送るためだ。今日は土曜日だが、局員さんが応じてくれたので、友人に風景印 を押した葉書を送る事ができた。 これで、気にかかっていた事も終えたので、高千穂YHに電話してみた。バス 観光を終えたあと、YHまで送迎していただけるという事になっていたからだ。 定期観光バスがあんなに早く着くと思わなかったので、送迎があると助かる。 電話してみると、今は忙しいらしくすぐには迎えることはできない模様(夕食 の準備もあるからね)。くしふる神社を訪れる事を奨められた。すぐ近くには、体 育館もありそこにある公衆電話から連絡する事になった。 ということで、くしふる神社へ行く事になった。神社は高千穂の市街地の端で 道路が上り坂になっていた。 定期観光バスで訪れた所と違い、ここには人影がなかった。後で、グループを 見かけたぐらいで、ひっそりした場所だった。 神社の他に近くには、天の真名井、高天原、四皇子峰などがあった。天の真名 井は、水が湧き出ている所だった。そういえば、高千穂峡に真名井の滝があった が、この真名井というのは何を意味するのだろうか。いろいろと説明書きがあっ たが、私は神話時代の事について浅学故理解できなかった。もう少し、基礎知識 があればもっと面白いのだろうが。 主な所は散策したので、体育館へ戻ることにした。そこには、中央公民館(?) も隣接していて、正確には公民館の外の公衆電話からYHへ電話した。 迎えにはペアレントさんが来てくれた。YHに着くまでいろいろと話しをし た。YHに着くと、手続きを済ませたあと入浴した。 入浴後、冷房が効く部屋に集まって食事をした。私の苦手なものもあったが、 美味しくいただけた。食後の予定として、神楽を見に行くかどうか尋ねられた。 本来神楽は冬に夜通しで行われるそうだが、現在は観光客向けにその一部を高千 穂神社で毎晩行っているようだ。折角の機会なので見に行くことにした。人数が 多かったのでYHの車による送迎が行われる様だ。 YHの車に乗って、神楽が行われる高千穂神社へ行った。神楽を見に来る人は、 そんなに多くないだろうと思っていた。ある人がいても25人だ、と言っていた。 ところが、続々と夜の高千穂神社にやって来た。神楽が始まる前に確実に50人は 来ていたし、あとから来た人も含めると100人を越していたかもしれない。 解説の紙があったので、話しの内容は大体分かった。最後の神楽は、観客席を巻 きこんで行われ、その際には館内にはどっと笑い声が響き渡った。 神楽が終わり外に出ると、送迎の車がいっぱい停まっていた。どこの宿も神楽観 賞ツアーを組んでいるようだ。今日が土曜日で日がいい事もあったが、これだけの 人が集められるのは凄いことだ。 近年それぞれの町が特色を活かした試みが行われているのをよく聞くが、高千穂 の町は特に歴史や伝統文化を大切にしている、神楽を見てそう思った。 再びYHの車に乗り、ライトアップされている高千穂峡真名井の滝を見に行った。 白い滝が浮かび上がっている光景は、昼間見たよりも美しく思えた。 この後、酒屋で酒類を購入してからYHへ戻った。YHでは、酒を交えてYH、 旅や仕事等様々な話しを楽しんだ。現在住んでいる住所ということで判断すると、 西の方に住んでいる多かった。ライダーが一番多く、車で来ている人もいた。交通 機関を乗り継いでいる人は私だけだった。
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