このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
城山展望所から見た阿蘇五岳。仏様の寝姿のようですね。 車に戻ると、地獄のように暑かった。窓を全開にして、同時にクーラーもつけた。 高岳まで登ったこともあり、予定よりも遅い時間に仙酔峡を出発することになった。 取り敢えず食べなければと思いながら車を北へ進めた。 国道57号と交差し、一の宮町の宮地の市街地に入ると一の宮郵便局を見つけた。 ここで知人に風景印を押した絵葉書を出した。 少し行くと、阿蘇神社の表示が見えた。道路と挟んで神社の駐車場の向いには、幸い 食堂もありそこで食べることにした。私が食べたのは三色のそばで、緑や桃色のそばも 含まれていた。こういうそばを食べたのは多分初めてだと思う。 食後、阿蘇神社を参拝した。戦前皇室の信仰が厚かったらしく、それなりに大きな神 社ではあった。 この後、駐車場を違う方向で外へ出た。すぐに元の道に戻れるだろうと思っていたの が甘かった。全く違う方向に進んでいたのだ。適当に軌道修正して何とか元の道に戻っ た。合流できた地点は阿蘇山の外輪山の麓付近というべき地点だった。随分大回りして しまった。 やまなみハイウェイで外輪山を何度も曲がりながら登って行った。坂が急なためか、 道が曲がっているためか、前を行く大型トラックがトロトロ走っている。15km/h 程度だ。えらいものに捕まってしまった、と思った。これだけゆっくりだと、少しイラ イラして来た。 何とかならないものかと思っていると、城山展望所があった。ここで休憩することで、 遅いトラックから開放された。城山展望所からは、阿蘇五岳や盆地の眺めが素晴らしか った。 再び車に乗ってみた。急坂も一段落したこともあり、今度は快適に運転できた.。景色 は昨日見た草原になった。 道を左に曲がり、ミルクロードに入った。とにかく延々と草原が続いた。北海道にい る錯覚に陥りそうだ。牧場の看板も見かけた。 阿蘇外輪山の名所、大観峰で休憩した。ここには結構多くの車やバイクが停まってい た。だが駐車場の箇所数も多いので、駐車するのに困らなかった。 ここの景色は、南に阿蘇五岳が眺められるの言うまでもない。それよりもストンと急 に落ちる外輪山の斜面が特に印象に残った。この大観峰が南に突き出た先端となってい るので、まわりが急にストンとなっている事がよく分かった。そして、この外輪山を境 に九重連山の方向に広がる瀬ノ本高原の草原。北海道のような雄大さがある。 大観峰に来て改めて阿蘇の雄大な自然というものを実感し、魅力を再認識した。阿蘇 山へはこれまで2回火口や草千里を訪れた事があった。特に最初訪れたときは、すごい と思った。 その後、様々な所を訪れ、阿蘇の魅力や印象が薄れてきた。実は最近まで阿蘇の大観 峰については知らなかった。ただ、名前からしてすごい所かなとは思った(ちなみにこ れまでは、大観峰といえば黒部かと思っていた)。 実際訪れて見て、なるほど、と思った。修学旅行コース(最近は少ないのかな?)と は違った阿蘇の素晴らしさに気付いた。高岳に登っていたときにもそれは感じたけれど。
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