このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

やまなみ・やまのゆ・やまあるき(大観峰〜地獄温泉〜白川水源)


     

     阿蘇の赤牛  大観峰を後にして再び草原の中の道をドライブした。牧場に阿蘇の赤牛が結構見 かけたので、写真を撮ったりした。  途中で道が分かれる地点があった。左折すると阿蘇と書いていた。一旦左折した が、何か違うような気がして直進することにした。この道をまっすぐ進むとどんど ん坂を下り大津の東の方で国道57号にぶつかった。後で分かったのだが、遠回り してしまったのだ。詳しい地図なしで、見知らぬ土地を一人ドライブするのは無謀 なのかもしれない。  国道57号は主要国道だけの事はあり、交通量は多かった。一度前の車にぶつか りそうになり、ヒヤッとした。安全運転を心掛けないとアカンと思った。  以前もこの道を通ったこともあるので、景色は見覚えがあった。これから行く地 獄温泉は阿蘇の南側に位置するので左折し、国道325に入った。その辺りには、 渓谷の遥か上に橋が架かっているのだが、この風景は確かに以前見た記憶があった。  国道325号で暫く進み、右折した。方向としては阿蘇の山々の方向になる。地 獄温泉のすぐ近くの垂玉温泉へは1日3往復と僅かだが路線バスもある。にもかか わらず、道はそれほど広くなかった。それで済んだのは初めの内で、そのうち道幅 も狭くてくねくねした山道になり、本当にバスがここを走るのか、と疑いたくなる ほどであった。  やがて垂玉温泉が見え、少し行くと地獄温泉に着いた。車だったからかもしれな いが、この距離は極めて近かった。山の中腹ぐらいに温泉宿がいくつかあるといっ た感じだった。  私が入浴したのは、地獄温泉清風荘であった。一つの温泉で、元湯(内風呂)や 露天風呂など湯巡りする事ができ、日帰り入浴としては値段も400円と安めであ った。 それぞれの場所に距離があるので、別の風呂へ移動する際には一旦服を着て、着脱 場で服を脱ぐ必要があった。まるでそれぞれが独立した温泉のようであった。  ここの名物は「すずめの湯」と言われる泥風呂であった。何年か前に家にあった 温泉の本を見て地獄温泉の存在を知ったのだが、それは泥風呂があったから印象に 残った。  ただ、この点に付いては不満が残った。それは、泥風呂が半分過去のものとなっ ているからだ。泥がないのだ。いや、全くないわけではないが、状況的には昔はよ かった、といった感じだった。  昔は温泉の底から泥が湧いていたらしく、簡単に取る事ができたらしかった。と ころが、今は底には板が敷いている様で泥が取れない。風呂のすぐ近くの湯が湧い ている所なら泥もあるが、熱くてとても取れない。  また、ある人の話では、朝は泥があるが午後からは泥が殆どないとか。これが正 しいとしたら、私は来る時間を間違えたことになり、当然泥風呂を楽しめるはずが ない。  それでも、泥はあるところにはあるようだった。中年の方の話によると、泥は山 の方に5分ほど歩いたところにあるらしく、実際に持ってきて体に泥を塗っていた。 そこに泥風呂を見たが、半分過去のものとなっていた。実際、係員に泥はどこにあ るか尋ねても、教えてくれなかった。ただ昔のことだと言っていた。  泥風呂の状態が期待に反してガッカリだった(期待過剰?)ので、いい印象は残 らなかった。でも、泥風呂のことを除けば本当はよかったんだけどね…。  気を取りなおして、今度は白川水源へ行くことにした。来た道を戻るよりは、阿 蘇登山道路吉田線に出たほうが近いようだった。ところが、そこへ行くまでの道と いうのが、ここへ来た道がまだよい道に思えるほどだった。とにかくすれ違いも困 難な劣悪な道だった。  阿蘇登山道路に出てホッとした。これまでの道とは雲泥の差の素晴らしい道でこ こちよく運転できた。結構急坂で何度も曲がっていたけれど。  再び国道325号に戻り、暫く東へ進み、標識に従い右折した。右折とは阿蘇山 とは反対側南であった。昨日岡山から阿蘇YHに来ていた女性から聞いた時、水源 なのにどうして道路より下になるんだろう、変だなと思った。実際この国道325 号を通ってみて、かなり山側を走っていると思った。この道路はバイパスで山裾を 走っているのも理由の一つだと思った。でも、それだけでないみたいだ。  阿蘇には水源が多いらしい。南阿蘇鉄道に「南阿蘇水の生まれる里白水高原」と いう駅があるが、その近くにも水源があるようだ。  白川水源は、入場する際には寄付金という形で100円払った。一つの観光地と いう風に整備されていて、夕方というのに訪れている方が案外見られた。私も「お いしい水」を口に含んだり、水に手を付けたりして楽しんだ。


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