このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
FUNNY! HAPPY! 北海道 ’99 Summer
旅行日:99.8.22〜9.3
<Episode3:ドラえもん海底列車>
8/28(土) 7日目
池北線とスーパーおおぞらで札幌に戻り、小樽を家族と観光。北海道最後の夜を札幌でしみじみと過ごし、夜は「ミッドナイト」というのが昨日の一部始終である。
と言う事で、函館へは6時半に到着。満席でやむなく座席車に乗ったのに、今日はよく眠れた。やはり疲れている証拠だろう。さて初発の「海峡」までは1時間半もあり、散歩で時間をつぶすとしよう。目指したのはレンガ倉庫群。20分程で歩け、さらに海も函館山も見えるので、いろんな意味で都合のいいコースなのである。また早めに折り返して朝市を見に行くのも楽しい。試食もあるし、夕張メロンやイカ墨ソフトクリームがたったの100円で食べられるのも、また嬉しいところである。
さてちょうどいい時間になり、「海峡2号」の12号車へ急ごう。ところがいつもは4両分も歩けば見える先頭が、果てしなーく遠いのである。そのうち非情にも発車ベルが・・・。やむなく8号車に飛び乗ったが、それにしても今日はとんでもない両数である。それもそのはず、いつもは欠番の5〜11号車が全部付いている! 未だフル編成なんて聞いた事がなかったのに、偶然それに乗り合わせたのだから驚くのも無理はない。
席に落ち着いたところで、行きにも聞いた大山のぶ代の放送がお出迎え。「みなさん、ドラえもん海底列車へようこそ!・・・・」などと、あのドラえもんの声で車内放送してくれるのだから、おかしくてたまらない。これは、春に上映されていたドラえもんの映画とタイアップしているためで、昨年に続いて2年目。車内放送にとどまらず、ヘッドマーク、客車の側面、車内刷りポスターなど、何から何までドラえもんである。さらに吉岡海底駅には「ドラえもん広場」まで作ってしまったのだから、JR北海道もよくやったものだ。
さて、今回は12号車で分かるように、ゾーン539カードを買ってある。ちなみに下車先は吉岡。竜飛でないのは、先述のドラえもん広場が目当てではなく、すでに行ったからである。こんな事を言っているうちに、1時間ちょっとで到着。海底駅見学をするツアー客用だった2両も合わせて、かなりの人数が降りた。いざ見学に出発するものの案内などは竜飛と同じ。まぁやむを得ない。ただ今回の目玉は何と言ってもドラえもん広場。中ではドラえもんの着ぐるみがいたり、のび太の部屋が再現してあったりで、私のようなファンにとってはなかなかうれしいイベントだった。ただふと気付いたのだが、期間外なら必ずみんなの目に触れるはずの水族館が、照明の都合で暗くて見えなかったのが実にかわいそうである。
そんなこんなで77分の見学時間をあっという間に消化してしまい、「海峡3号」で木古内へ逆戻り。青森方向へ乗りたくても、防犯上の都合で見学コースには逆らえないのだ。例のツアー客のおかげで乗車に手間取り、木古内へは10分の遅れで到着。駅員さんこそいたものの、何もない田舎駅で他にすることもなく、待ち時間を荷物の整理に当てたのであった。
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