このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

18きっぷ極限の旅

−京都発・3つの京都をめぐる旅−

旅行日:00.3.18〜3.20


<はじめに>

 今年の春休みは、クラブがうまーい具合に平日をふさいでしまい、18は使う暇がないとあきらめかけていました。ところがある日、ふとしたひらめきが。「岡山21:16発ならSLやまぐちに乗れないだろうか?」
 いざ調べてみると、確かに乗れてしかも津和野で1時間、これをあれにつないでこうして・・・・おおっ!
という結果になり、かくして以下のプランが出来上がったわけです。しかもこれに母が賛同! おかげで初日は母と2人、2・3日目は家族4人でと言うことになってしまいました。まぁおかげで18きっぷが2セットきっちり消化出来て、助かったのですが、ありがた迷惑ですよね・・・・
 では、私の旅行人生で一二を争う強行軍となったこの旅、書き始めるとしましょうか。


<私の永遠のあこがれ 東京都へ!     初日 3/18(土)>

  京都613−722米原731−803大垣815−937豊橋945−1019浜松1020−1222沼津1223−1242
    熱海1300−1407横浜1507−1524品川−1540?渋谷−1730?秋葉原−・・・・・東京2343−

 母がいる都合上、いつもの始発をあきらめ2本目の長浜行きに乗ることになった。とは言え、東京着で15分しか変わらないのだから、これに乗る方が自然である。
 6時13分発の長浜行きは、始発と同じくディズニーランド帰りの人などで結構な乗り具合。席を見つけて荷物を出したりしているうちに発車しており、景色を見つつ、早速今回の旅行中の課題である、ルーズベルトの大統領就任演説(英文)の暗唱に取りかかる。4月の新入生との活動の際に、これを教えなければならず、事前に覚えさせられるのである。
 米原からJR東海に入り、今度は左に真っ白な伊吹山が見えてきた。毎年春に見てきたが、こんなに雪をかぶっているのは初めてである。確かに今年に限っては近畿でも3月に入っても雪が舞うくらい、寒い日が続いていたから、これだけきれいに雪化粧しているのだろう。
 米原発の快速は名古屋行きだが、最後まで乗ると座れそうにないので、次の特別快速へは大垣で乗り換え。そのため大垣からはJR東海の最新型・313系のお世話になる。4両が一般的だが、今日のこの列車は6両。発車後の車内放送で気が付いたが、名古屋駅内の高島屋がオープンして、今日が最初の土日だったのだ。そのためすれ違う快速などは全て6両。京都駅の伊勢丹の時を考えると、確かにそれくらいの対策は当面必要であろう。駅ビルの影響力というのが、大したものであることを認識させられる。
 特別快速なので大府は通過。たったそれだけのことなのに、筆者はなぜかいい気分である。豊橋で一息ついた後は、熱海まで一気に東進。トイレ無しの電車が来たらどうしようかと危惧したが、幸いにも豊橋−浜松間だけだった。
 いつ見てもきれいで、見る度に「日本人でよかった!」と思わせてくれる富士山は、好天のおかげで今回も運良く拝めた。
 そして沼津で、お待ちかねの"for Tokyo"の文字の入った電車に乗り換えれば、12:42分に神奈川県を目前にした熱海へ到着。座り疲れたので18分の待ち合わせを散歩に使い、全車2階建ての快速「アクティー」に乗れば、1時間余りで横浜に着いた。
 ここで1時間ほどMM21を観光。新しい名所がいくつか、しかも遠い所に出来たおかげで、歩くだけで結構時間を食ってしまい、横浜で東海道線に乗り換えると、ちょうど1時間後の「アクティー」が来た。
 そして渋谷へ行くべく、品川で山手線に乗り換え。するとあれまっ!、早速やまんばがご登場。こんなに早く本物のやまんばに出逢えるとは思わなかった。さすがは山手線である。彼女らの後に続いて渋谷で下りると、まずはスペイン坂へ向かった。どうやら今日はEvery Little Thingが来てるとのこと。しかし人混みをかき分けて向かううち、出演が終わってしまい、着いた頃にはDJだけだった。とはいえ、fm osaka時代に洋楽の番組でずいぶんFAXを読んでもらった川上真二さんを初めて生で見れて、かなりうれしかった。
 時間がないのですぐに切り上げ、109の辺りへ下ると、今度はJ-PHONEのキャンペーン!!ケータイ関係大好きな私にとってはまたしても朗報である。6月あたりに買おうと思っていたJ-SKY SERVICEを体験させてもらい、しかも紀香グッズまでもらえた。渋谷の駅前ではdocomoが広末のクリアファイルを配っていたし、何だかケータイの販促に恵まれている。若者の街・渋谷だから、という事だろうか。

 さて、若者の街が終われば次は都庁から富士山でも・・・・と思い、新宿へ。が、待てど暮らせど山手線が発車しない・・・。「あとしばらくお待ち下さい」との放送が何度か続いたあと、「新宿駅で信号故障のため発車できません」。なにっー!! 今までは回避してきたが、とうとう運良く(!?)JR東日本の名物に巻き込まれたわけで、こんな事を何年続ける気かと、あきれてくる。社内にスパイでもいるのかと疑いたくなるほど、毎日2,3件はどこかで何かが故障している。
 怒っていても仕方ないので、こちらは平常通りの内回りで先に秋葉原へ行こう。恵比寿・目黒・五反田・・・と、各駅で外回り電車が止まっている変な景色の中、内回りはお構いなしにごく普通に秋葉原へ着いた。さて、毎回さまざまなテーマで訪れる秋葉原であるが、今回は安いプレステソフト。ついこの前、PS2発売のおかげでいらなくなったPSを買ったため、次はいい中古ソフトを探そうというわけである。お目当ては「電車でGO! professional」と「桃太郎伝説」。前半は日本橋よりも大幅に高い店ばかりであきらめかけていたが、後半でやや安い店が1つだけ見つかり、めでたくお買い上げとなった。これでとうとう家でも「電車でGO!」が楽しめるわけで、帰るのが楽しみだ。
 総武線に乗る頃にはすっかり外は暗くなっており、お腹も空いてきたところで新宿へ。都庁はもう無理なので、主に東口の周辺をぶらぶらし、だいたい見歩いたところで、今回は母もいるという事で、高島屋でプチリッチな夕食となった。
 時計を見れば21時過ぎ。ちょっと中途半端な時間である。この際、MOTER MANという曲でメジャーになった蕨にでも行ってみようかと思ったが、「銀ブラ」するのをうっかりしていたので、山手線を有楽町で下りることにした。お昼間だと見るところが多すぎて時間のかかる銀座も、この時間になれば店は全て閉まっており、新橋まであっという間。でも、人の少ない銀座も落ち着いた感じがして、これもまたいい感じである。
 この後上野で少し時間をつぶし、東京駅へ戻るともう「ムーンライトながら」に乗らなければならない。確かにいろいろなものは見て来れたけど、やはり半日だけは来ないのと同じようなものである。GWにあるクラブの遠征で再び来れることを誓いつつ、品川あたりであっさりと眠りについたのであった。疲れてたんやろうね。



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