このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Super Holiday in 沖縄 with SPEED

旅行日:99.1.12〜1.15


<The Second Day・・・・沖縄の青い海に感動して>

 2日目は6時半に起床。“目覚ましテレビ”の占いを確認して朝食へ出掛ける。昨日の夕食は雰囲気だけでお腹がふくれて、実質的な量は少なかったから、朝はたくさん食べておく。後に比べてここはメニューが多いし、何よりゴーヤジュースにはビックリ!試しに一口飲んだがやはり苦く、いっぱい入れなくて良かった。

お世話になった沖縄バス(奥間)  さて、8時15分の出発まではまだ間があり、昨日は暗くてよく分からなかったビーチへ再び。曇り空が気になるが、海はスカイブルー、砂は真っ白で、晴れていたらどんなにすばらしい事かと思いを巡らす。また砂浜には、サンゴの死骸も打ち上げられており、これはみやげに集めておこう。

 海を見てると時間の経つのが実に早く、もう出発時間。今日最初の目的地は名護のパイン園で、バスは南へ走っていく。右手を見れば海が並行して続いており、やはり青い海は沖縄らしい風景だ。また左にはところどころススキのような花が咲いており、ガイドさんの話では全部サトウキビの花だとか。こんなに暖かくてはススキは育たないそうで、納得である。そう言ってるところで、那覇へ続く国道58号を右に曲がり、しばらく走るとパイン園。意外と小さく、土産物屋の客寄せの感が強い。もっともその予感は大方当たっており、パイン園は早足で過ぎ去ってしまった。見学を早く済ませてショッピングの時間を最大限とろうという魂胆が丸見えである。ただパイナップルでワインを作ったのには感心で、ほのかにするパイナップルの香りがなかなか面白かった。

沖縄記念公園での見事なイルカショー。しかも水族館に入らなくても見れるのが嬉しい。 30分後バスに戻ると、今度は国道に戻らず本部半島を西に。途中パイナップルやタンカン(みかんの一種)等の果物畑が目に付き、このあたりは沖縄一の栽培地らしい。やっと長い山道を越え、海沿いを少し北へ走ると、いよいよ沖縄記念公園。ここで2時間の休憩だ。はじめはそんな時間つぶせるかな?と思ったのだが、海を見たり、屋外展示のジュゴンやウミガメを見てるうちにもう1時間。11時からはイルカのショーまで始まり、久々に見るイルカショーは、いい具合に新鮮でとても面白かった。景色も海の向こうの伊江島がすばらしく、全て無料でこれだけ楽しめて超大満足である。


ウミガメの水槽から伊江島を見たところ。よく見れば左にフェリーも。 さて帰りは、往路をそのまま名護へ戻り、途中のやんばる亜熱帯植物園(とは言え、土産物屋のついでの庭程度のものだったが)に寄った後は、一路かりゆしビーチへ向かう。浜がきれいなのではなく、オプションのグラスボートのためで、その間貧乏旅行の私達は待ちぼうけ。何が見えるのか知らないが、潜水艇でもない限り1200円は高すぎる。

 浜辺をぶらぶら歩いてとようやく一行が帰ってきて、次は沖縄一の景勝地・万座毛。駐車場を取り囲む防風林を抜けると、見事な岩と海と草原との風景が広がり、もう少し先へ進むと、左に有名な象の鼻のような岩が見えてきた。ただすぐ下は絶壁で、一度下を見てしまうと、普通に歩くのさえ怖い。そのため景色はすばらしいが、今にも落ちそうな気がして、余った時間は土産物屋を冷やかす。すると100円のサトウキビを見つけ、沖縄へ来たのだからと思わず購入。皮をむいてもらい、バスの中で教えられた通りかじってみる。しかし、クセがあってお世辞にもおいしいと言えたものでもなく、しかもカスが口の中に残って後味も悪い。よく旅番組では「甘い」とか「おいしい」とか口をそろえて言っていたが、どうも本心ではなさそうな気がする。

これがかの有名な万座毛。見ての通り、ホントに象のような岩である。  そんなサトウキビ体験を知ってか知らずか、次に寄ったのは黒糖工場。見ればあのサトウキビを圧搾機で絞って、その汁を煮詰めたものが黒糖で、意外と簡単に出来るものである。もちろん、製造直売でいろいろと売っていたが、少し食べれば十分という味だから、土産としては不適格。ただ隣りで売っていた海ブドウとミミガーは珍味で、味付けミミガーはコリコリした食感が実に良かった。また海ブドウは海藻の一種らしく、見た目は小さい数の子。おつまみになりそうな微妙な味だった。

 さあいよいよ今日の行程もラストにさしかかり、締めくくりは琉球村というミニテーマパークに連れて行かれた。全体としては伝統的な沖縄の家を移築したところで、そのうち何軒かでは藍染めや陶芸を実演していた。ただここで何より良かったのが、沖縄名物とも言える「ハブとマングースの決闘」。こう言ってはハブがかわいそうだが、一瞬にしてマングースが襲いかかり、噛みついている最中もハブの巻き付きを幾度も体をねじって上手くかわしている姿が面白かった。ちなみに本州でのマムシと同様、ハブにまつわる様々な薬も直売されており、試しにハブ粉を一口もらったが、宣伝の割には何の効果も表れず、ただ旅の疲れがそのまま出ただけだった。

 なぜか決闘ショーでかなり満足し、沖縄をエンジョイしてるという気分満々でバスに戻って、15分ほどでホテルに。昨日とは違い、17時過ぎのやや早めのチェックインである。このリザンシーパーク谷茶ベイは普通のマンション型のホテルで、部屋数ではかなり多い方だとか。確かに各階106号室まであって、それが8階分だから、かなりすごいのかも知れない。また部屋はと言えば極めて標準的で、広くもなく狭くもなく、サービスレベルもほどほどだった(もっとも昨日が特別すぎたのだが・・・)。

 ところで、ここまで順調に来たのだが、今日に限って1つ困ったことがある。典型的なリゾート地で周囲に何もないのに、夕食が付いていないのだ。オプションであるにはあるが3500円では財布に合うはずがなく、仕方無しにバスで見たコンビニ(と言っても徒歩35分の距離である)へ買い出しに行く羽目になった。ここはプラスに考えて、オリオンビールとインスタントの沖縄そばで、ささやかながら沖縄気分をより一層味わおうではないか。そして夜は大阪の友達に電話したり、プリクラを撮ったりして過ごし、せわしなかったながらも観光という面では非常に充実した1日が過ごせた。もっともこの旅の本番は明日。そのためにも体力を温存しておかなきゃ!



 ○写真1・・・お世話になった沖縄バス(奥間にて)
 ○写真2・・・沖縄記念公園での見事なイルカショー。記念公園の入園料だけで見れるのが嬉しい。
 ○写真3・・・ウミガメの水槽から伊江島を見たところ。よく見れば左にエリーも見える。
 ○写真4・・・これがかの有名な万座毛。ホントに象の鼻のような岩である。
 
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