このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

国鉄急行型気動車の部屋(その3)

−JR東海編(急行「かすが」他)−


  

JR東海所属のキハ28,58,65は2001年9月11日、すべて廃車の旅に出たそうです(西浜松へ)。この月末には名鉄の竹鼻、八百津、谷汲、揖斐線も廃止され、特急北アルプス号もなくなり、東海地方の鉄道にとっては節目の時となりました。このページの写真はいずれも1999年に撮影したものです。


亀山駅の原色

その3はJR東海の車両特集です。まず、国鉄時代の原色をまとったキハ58系です。亀山駅でうっすら夕日を浴びながら、和歌山県新宮までの長旅に出発する直前です。昔はここから西、柘植・伊賀上野方面へ行く列車も国鉄急行色のキハ58,28系だったので、加太峠や横を流れる渓流の景色を満喫できたものですが、民営化されてから数年たつと、例のJR西日本名物(?)のキハ120系(ロングシート主体)に変わってしまいました。たしかに馬力はあるけどね。このキハ58+28も撮影した1999年の暮れあたりから徐々に廃車され、紀勢東線は今では比較的新車のキハ11系(JR東海)やキハ40系、さらには48系(高山本線から転籍)が頑張っているようです。


紀勢東線

今度はJR東海塗色(の中でも、初代快速「みえ」用塗装)のキハ28+58です。同じく紀勢線亀山〜新宮間、参宮線多気〜鳥羽間で活躍していました。これはたしか1999年1月某日曜日の松阪駅です。この後、この編成が松阪13:00発の新宮行になりました。青春18きっぷでこれに乗り、新宮17時前に到着まで、海に山にの絶景をこれまた「じっくり」楽しませてもらいました。ありがと。


急行「かすが」

同じ塗色のキハ65+58のコンビで活躍していた急行「かすが」です(JR奈良駅にて)。「たかやま」が廃止された同じ日、JR東海ご自慢の新型キハ75系に道を譲りました。置き換わる前に、名古屋から奈良まで乗り通してみました。行先表示幕の「急行 奈良」はすでに「回送」へと変えられていました。残念。名古屋〜京都間(草津線経由)の急行「平安」と併結されていた20年ほど前、「平安」に2度ほど乗りました。もちろん、あの頃は国鉄急行色でした。


亀山駅発車

この「かすが」は夕方名古屋への帰途に就きます。亀山駅(写真右手)を出て、ようやくJR東海の区間に帰って来ました。向こう側がキハ65、こちら側がキハ58です。私でも、窓の形で判別できます。1999年9月の夕暮れ。


その1へ

その2へ

目次へ


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください