このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

駒止湿原・初夏(1)  アプローチ〜大谷地



H15.07.05(曇)。駒止湿原(こまどしつげん、 1,100〜1,110m)に行ってみた。
折りしも、ニッコウキスゲの最盛期だった。

折りしも、ニッコウ
キスゲの最盛期!
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:会津山口 、針生
ルート



駒止湿原へは、田島町から国道289号線を南郷村に向かい、
針生集落で、右に折れると行ける(曲り角に小さな看板あり)

湿原は、大谷地、白樺谷地、水無谷地の3つがある。
全部をゆっくり回っても3時間位だ。

例によって、アプローチで見つけた花を少し・・・。

 ノリウツギ (糊空木)

 円錐状に細かい花がびっしりと咲き、
 その中に、4弁の装飾花が、混じる。

 樹皮から和紙を作る糊を取ったので
 この名が付いた。根はパルプの材料。
  

ヤマブキショウマ (山吹升麻)

ショウマの名がつく花は多い(ユキノシタ科)。
”升麻”は漢方の名で、サラシナショウマの根茎を乾燥
させたものと言われるが、本当は別の植物らしい。

この花は、穂状の花の先端が細く、葉の葉脈や
鋸歯が目立ち、バラ科のヤマブキショウマ。

 エゾアジサイ 蝦夷紫陽花)

 葉は丸みのある大きい葉で、鋸歯も大きい。

 ヤマアジサイの葉は明らかに細い。
 ガクアジサイの葉はその中間位で、厚味と
 光沢があり、関東・中部の沿海地で生育。

 装飾花の色が、薄青や薄赤の
 花もあった。


チドリノキ (千鳥の木)の実

ふと見上げると、
緑色の、花だか葉だか解らんものが、穂状の垂れ下がっている。

チドリノキの実だろう
緑の小さな葉の様なものは、実の翼(プロペラ?)で、
これで、遠くへ飛んで行くのだろう。




案内板のあるカーブで、右に入ると駐車場が2つある(各20台くらい?)
駐車場から、少し登ると、もう、(駒止湿原3つの中で最大の)大谷地だ


 (←)一面のニッコウキスゲ、ヒオウギアヤメ
  との共演、ワタスゲとの共演(↓)

 たまりま
  せん!

 ヤマドリゼンマイ とも共演。

  ゼンマイは、黄緑色のシダっぽい葉です。
  ゼンマイの名は付けど、食べられない!

ニッコウキスゲ

「本日のメイン・イベント〜!」 少しアップで。





 サワラン (沢蘭)

  高さ20〜30cm、花被弁は開かないらしいが・・・・・。


 
 トキソウ
(朱鷺草)

  葉は細長いが、緩い皺があり、柔らかい丸みが
  ある。唇弁に黄色い放射状の紋様がある。




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