このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

曲解&妄想的白虎隊退路の確認(挫折編



ある日、地図を見ていて、「せあぶり山山頂下あたりから、
私の”曲解&妄想的な白虎隊の退路”の最後の沢の頂点に出て、
その沢を下る事が出来るんじゃ〜ないだろうか?」と、思いついた。


H15.09.20(秋にしては猛暑)、で、行ってみた。


読者の皆様は、まず、” 曲解と妄想による退路の大胆推測 ”のページの
地図(下図)を思い出して下さい。

”沢の頂点”とは、下図右1/5中央の下向き点線矢印付近の事だ。
           私の曲解と妄想による推定では、
白虎隊(石山ら)は、そこから白糸の滝(不動滝)に向かい、沢を降りた。

下図、2と3のポイントを繋ぐ”コの字形”の遊歩道の途中に、
沢の頂点に降りる道があるようだ。



ちなみに、第一の石山遊歩道で、の字の左のヘアピンから、第三の
石山遊歩道が始まる。の矢印下 2kmに、峠のレストハウスがある。
の文字のあたりに、とても太いテレビ塔がある。


東山温泉街から歩きはじめた。

第一の石山遊歩道は、まだまだ花盛りだ。
遊歩道手前の車道には、キツリフネ(終わりかけ)、遊歩道に入って、
ミズヒキ、ツリフネソウ(終わりかけ)・・・

 シロヨメナ(白嫁菜)

  茎の先端で枝分れし花を付ける。背丈は
  1m弱程。葉には大きな鋸歯がある。

  野菊の仲間は似ているものが多く、見分け
  にくいが、これは、白嫁菜で良いだろう。

第一の
石山遊歩道が終わってからは、車道を歩いた。
第三の石山遊歩道の入り口手前には、たくさんの秋の実・・・

 
 縦横とも20cm以上ありそうな大きな葉。
 (多分、桐)



  他には、オニグルミの実もあった。

 ウワミズザクラの実


  幹には横長の雲の様な皮目がある。
  (→)完熟すると黒い。

第三の石山遊歩道の入り口を通り過ぎ、更に車道を進む。

 ?
 この白いサンゴみたいなものは、花だろうか?

ツユクサ(露草)

 1cmチョイの小さな花。
 そこいらの道端にも咲いているが・・・


 崖崩れ防止の法面の上に咲いていた。
 マルバハギだろう。


 暫く行くと、(まだ、のポイントには早いと思っ
 たが)
”滝沢山遊歩道”なる入口がある。

 10分程歩いてみた。西へ下り続けている。
 のポイントではなさそうだ。
 (5万分の1地図には載ってないが、ポイント
  だったようだ。)

この辺から、若松市街(中央ススキの穂あたり)が見えるカーブが多くなる。




 カタバミ(傍食)
 1cmもない小さな黄色い5弁花。
 葉はクローバー様で薄い。道端、海岸どこにでも
 生える。葉や茎には酸味があり、スイモノグサの
 別名もある。(花期 4〜10月)
 自宅の雑草の中にもあった。 ぐ (^o~;

 更に行くと、”三の滝遊歩道”なる案内板
 がある。引き込み部はアスファルトだが、
 その奥は草が凄い。

 ここは違うだろう。

 更に行くと、”第二岩杉山遊歩道”なる
 入り口があった。ネットで覆われた、
 正に塔らしく太い、アンテナ塔が目前に
 見える。

 車道沿いは雑草が多いが、奥は
 しっかりした道だ。ここに入ってみよう!
この入り口付近でも、幾つかの実を見つけた。

ヤマボウシ(山法師、山帽子)の実

 イボ付きゴムボールみたいな赤い実、
 水気が無く、ねっとりしているが食べられる。

 花は、白い菱形の苞が4枚で、中央に緑の
 小さな花が付く(これを坊主頭に見立てて
 付いた名前)。花期は5〜7月。

 ミツバアケビ(三葉通草)

  まだ、実は親指程の大きさだが、
  三枚の小葉が特徴的。

  アケビの小葉は5枚で掌状をなす。


道幅 1m 強のはっきりした道だ。
のポイントだとすれば、道は北に向かうはずだが、東に向かっている。
でも、もう少し進んでみよう。やがて、道は北に向かい始めた。
「チョット違うぞ」と思いつつ、更に進むと、道は
予想と反対側に折り返し・・・・”三の滝遊歩道”入口に出てしまった。

 ”三の滝遊歩道”がポイント、”第二岩杉山遊歩道”がポイント
だったんだ〜!

とすれば、今のルートの一番低いあたりに、沢の頂点に続く道がある筈。
もう一度、ポイント3から入った。
一番低いあたりに、”道と思えば”道っぽい所があった。
しかし、道なので笹が少ないのか、自然状況的に笹が少ないのか
見分けがつかない。

戻れなく なるかもしれない!
今回は、沢下りを断念しよう。
植物写真を1枚撮って、帰る事にした。

ヤナギタンポポ(柳蒲公英)

 普通なら雄しべ雌しべのある中央部も
 花びらで埋め尽くされている。
 (中央の黒いのは虫だろう)

 葉が柳に似ているので付いた名前。
 葉の縁に鋭い鋸歯がある。




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