このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

田代山・初夏(1)


6月8日に、田代山たしろやま、max 1,971m、三角点 1,926m)山開きが行われた。
私は、一週はずして、H15.06.14(曇一時雨)に、出かけてみた。

猿倉口、1.5h
 6/14、晴-雨
花・・・海抜1900m超の
湿原まで、歩程90分。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:帝釈山 、湯西川
山・高原地図:14 尾瀬
ルート


会津若松市から、R121を田島方面に向かう時、若松盆地から山に登り始めたあたりは、一面の栗畑だ。

 栗の花

 ひも状のふわふわした花は雄花で、
 その根元に1〜2個の雌花がある。
 (殆どの花は中心の紐だけになっていたが、
  ふわふわの花も少し残っていた。)


田島を過ぎ、山下山でR352に乗り、舘岩村に向かう。会津高原(舘岩村の
中心)
を過ぎたら、県道350号線・湯の花温泉方面に曲がる。

曲がり角から湯の花温泉までは、約3kmだ。更に山に向かって進む。
崖から道路分だけ削り取った様な道で、路肩に寄るのは、結構恐い。

 桐の花

 平地ではとっくに終わった花だが、ここでは、
 まだ咲いていた。

 奥会津は桐下駄・桐ダンスも特産品だ。   

トチノキ(栃の木)の花

桐の様に直立した花序(高さ20cm)だが、白い花弁は
遠くからは確認しづらい。
小葉が5〜9枚の掌状複葉で、長い柄から垂れている。
 
  ホオノキ(朴の木)の花

 開花時の雄しべは剥がれ落ち
 花弁の水溜りに浮いている。
 花中央・開花時の雌しべは、
 赤色に変色している。

 日本の樹木で最大花径15cmの
 花には、荘厳さ さえ漂う。

 この花を、見下ろし至近距離(6〜7m)
  で撮れるなんて・・・!

ハクウンボク(白雲木)の花

ホオノキの少し向こうには、先端の尖がった5弁の花が
下向きに塊をなして咲いている。
”白雲木”の花だ。花の塊を白雲に見立てた命名だ。
  ヤグルマソウ

 ウド系の花に見えるが、ヤグルマソウと言う名らしい。
 私の知っている矢車草とは、大分違うが・・同姓同名みたい。

 沿道には、他にも数種のシシウド系の花が咲いていた。

 ガマズミの花

 葉は、まだそれ程大きくないが、
 この花の迫力は、
 修飾語無しのガマズミで良い
                だろう。

ヤブウツギ

垂れた枝に、迫力のないラッパ形の花。
チョット自信を失いながらも、山道を登り続けると、
 湯の花温泉から、約15kmの所に、約40台の駐車場と
 トイレ(写真中央・当然水洗ではないがある。

 猿倉口登山口の様だが、案内板は無い。
 そこから約300mで、登山口だ(↓)。地図を見ると、
 登山口の海抜は1420m強だ。

 登山口にも20台強駐車可能だ。

 看板によると、ここから、
 田代山まで、2km、90分。

 木賊温泉側からは、田代山
 まで、6km、3時間らしい。

 歩程90分で、海抜1900m超に
 着けるなんて!、ラッキ〜!



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