このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

本名御神楽・御神楽岳 (1)


H16.09.20(晴時に曇)、

一昨日、福島県金山町本名から、本名御神楽ほんなみかぐら、1,266m)経由で御神楽岳
みかぐらだけ、1,387m)に登ろうとしたが、橋梁工事中との事で断念し、
新潟県上川村室谷から登った。 ( 興味ある方、こちらも御覧下さい。

その日、御神楽岳山頂で話を聞いて刺激され、帰宅して検討してみた。  
8km相当の長さの糸を、地図の林道・本名室谷線に沿って置いてみると、
糸の先は、林道・三条線の分岐付近にある。

よし!通行止めから歩こう! 余計な歩きは、片道 30分〜1時間程度だろう。
(後で判ったが、新潟県阿賀町上川地区室谷から、林道・本名室谷線を回り込めば、登山口まで、車で行けたのだった。)

霧来沢口、3.1h
 9/20、晴-曇
沢・岩肌・稜線は良!
沢沿いの道は雑草深く△。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:御神楽岳 、貉ヶ森山
ルート

*:*c.f.H18.1現在、(地元の方のお話では)既にその橋梁は完成し通行可能です。**


もう道は知っているので、通行止めの所で明るくなれば良い。
昨日より 20分早くに、自宅を出た。

一昨日折り返した通行止めの所に着いた。
(↓)右手が林道だが、左手に20〜30台程度の駐車スペースがある。
(段差の上に行ければ、100台駐車可能かも。)

準備運動をしている間に、ぐんぐん明るくなってきた。



駐車スペースの所に、キャンプしている人がいた。まだ寝ている様だ。
林道入り口には、「H16(今春)の雪崩による橋梁災害で、H16.8.02〜
H17.03.22は道路工事中で、通行止め」等と書いた看板があった。

あれっ! 今日は、道を塞いでいた鉄パイプが、斜めにずれている。
多分、釣り人が、鉄パイプをずらし、ギリギリまで車で行ったのだ。

橋梁が落ちている所は、ここから1km先らしい。
少しでも余計な歩きを少なくしたい私は、彼(釣り人?)に従う事にした。

限界まで行くと(まだ林道・三条線の分岐はなかった)、
工事車輌の通行に邪魔にならない様な路肩の広い駐車スペースは、
2〜3台分しか無かった。 朝も、早かったので、
かろうじて、工事車輌の邪魔にならない様な所に駐車できた。


車を降りて歩いてみると、お〜っ橋が落ちてる!
迂回して沢を渡るのも、容易ではなさそうだ。

よく見ると、工事者用のアルミ階段がある。
 ラッキー!渡れるぞ!
(このHP見た方、工事関係者にチクらない様に! まっ、工事してない時に、工事現場を歩いても、そう大きな問題にならないと思うが・・・。)

 工事現場から、僅か約200m先に、林道三条線
 の分岐があった。右の三条線に入った。(しかし、
 ルートの道名を覚えていなかった私は、三条線に少し入
 ってから、(変な脇道を歩き過ぎるとロスタイムが大きい
 ので、)一旦、本名室谷線に戻り、分岐の少し先にある
 霧来沢に懸かる中等度大のコンクリート橋を確認の後、
 また、三条線に戻った。ロスタイムは9分か?)

本名側御神楽岳登山口到着。
駐車スペースは、きれいに停めて7台だろうか?
手前の道に路肩の広い所も数箇所あった。




 しばらくは沢沿いの道だ。
 川は青黄緑色だ。川の深さもあるだろ
 うが、岩の色自体が青黄緑色の様だ。

登山口から18分、完全通行止めからだと57分(9分ロス)に、滝が有った。
滝の高さは数m、上の段差の小さい部分を入れても、10m未満だろう。
八乙女ノ滝だろう。
小さな滝だが、あの!滝音も立派で、安らぎがある。

登山口から歩いた人は休まない時間だが、滝が好きで通行止めから
約1時間歩いた私は、一安心の休憩にした。(帰りの惜別の休憩に?)




 数m登ると、向こうにも滝が見えた。

  / これって・・・「会津百名山」の”貉ヶ森”に書いてある 縄文滝
  / (日本一滝)だろうか? この滝の推定位置を、ルート図の
  / 青短線に記した。地形図から推定するに、滝の垂直部の
  / 落差は、最大でも 60m程だろう。前後の滑滝部(があったと
  / して)を含めると、300m有るかも・・・しれない・・・。



 少し登ってから、八乙女ノ滝の上へ下る。

滝の上へ降りる道は、絶壁に付けられた
狭く急な下りだ(↓)。鎖が着いているので、頼れる。
(写真では、あまり恐そうに見えないが、プチ恐い。)




沢の上に出たら、岩の中程を、へつり歩き。
足場の幅は、20cm程の所もある。

 ま、滑っても、数mで浅瀬なので、
  大きな怪我はすまい。

 振り返ると、なかなか良い渓流だ。


うわ〜っ!
ルートは、私の背丈よりはるかに大きい草叢の中に続いている。
踏跡はあるが、迷ったとしか思えない道幅だ。




穂を見ると、実りの悪い米の様な実だ。
アシ(葦)だろう。
葉は細長い。




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