このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

本名御神楽・御神楽岳 (2)




ルートの大半は、膝下〜膝上程の高さの草叢の中だ。
スパッツは履いたが、合羽のズボンは履かなかった。
(昨日の雨と)朝露で、ズボンは、太腿の中程まで、ビショビショだ。

八丁洗板に到着。水平に近い一枚岩の上を、さざ波が流れる。






ルートの全てが、草叢だったわけではない。
ブナ林の中、普通の登山道もあった。


なんて、油断していると、また膝上の草叢だ。



(ここの草は、可憐な青い筒状の花を咲かすカメバヒキオコシだったが・・・、
やっぱり、私のズボンを濡らす事は、許せない!)



道は、徐々に沢から離れ、徐々に急な登りになる。
でも、もう、草叢は無い。

急登の手前で休もうと思っていたが、境目がはっきりせず、休みそこねてしまった。


 林は、やがて杉林に変る。
 樹間から、前岳のスラブが見える。
 私が、見晴らし良い所に着くまで、天気良いままで
 いてくれよ〜!


休もうか?もう少し頑張ろうか?
迷いながら高度を稼ぐ。もう稜線が見えてきた。

杉山ヶ崎に着いた。
(写真中央やや下が、登ってきた道。
結構 急なのが判るだろうか?)

少しだけ通り過ぎ、日陰の所で、
休憩にした。


 暫くは、尾根歩きだ。
 木の枝が全く邪魔にならずに、前岳のスラブが
 見える所は、ない様だ。

本名御神楽岳(写真左1/5)も、
見えてきた。

熊打場。
道標の向こうに、かなり急そうな登り道が見える。




 前岳のスラブも、大分、横方向から
 見るようになってきた。






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