このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

志津倉山 (1)


H16.09.11(曇)、今日は、天気も悪いし、今夜は宿直当番だし・・・
行程の短い志津倉山(しづくらやま、1,234 m)に出かけた。

--、2.3h
 9/04、曇
雨乞い岩(巨大スラブ)は圧巻!
 屏風岩も○、山頂は△。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:博士山 、野尻
ルート



会津若松から奥(西南)会津に行く場合、新鶴村(駅北東)から柳津(郷戸と
滝谷の間)に出る広域農道を利用するのが近い。この道は、県道32号線に
合流し、そこで右に曲がると直ぐに国道252号線と合流する。左は、博士山
や志津倉山の登山口に通じる。左に曲がった。

黒沢集落で、右の県道59号線に入った。細い!車一台分の幅しかない。
(このルート選択は、やや失敗だった。県道59号線の黒沢・大谷間は狭く、
 蛇行し、路肩の不安箇所もある。柳津で、一旦252号線に出て、宮下の
 南西から県道59号線に入るべきだった。)
大谷集落で、左、県道153号線に入った。


大辺峠の少し手前に、7〜8台程の駐車場が
ある。登山口は写真左の暗い部分だ。

ツリフネソウ(写真中央)や、エゾアザミ?
が出迎える。

志津倉山登山口(登山道は左の明るい部分)。



(このお母さんは、トチの実拾いだけが目的の様だった。)


 少し歩くと沢になる。

 よく見ると、10数m上流の対岸に道があり、
 しかも道標(分かりずらいが、写真中央)もある。

 右:細肥土コース。
 真っ直ぐ:大沢コース&双子岩コース。

 大沢コースに入る。

カメバヒキオコシ
  (亀葉引起し、延命草)

亀葉は、葉の先端がくびれて
長く、亀の尾に似ているので
こちらの写真 )付いた名前。
引起しは、重症な人を回復
させる薬草(胃腸薬)で、付い
た名前。

他に、ツリフネソウ、ミズヒキ、キンミズヒキ・・・


 うわっ、
 尾根から谷間に続く、カールの様な、
 巨大な岩の谷が見えてきたぞ!



ここが、雨乞岩という巨大スラブだったのだ。
(c.f. スラブ:Slab、床板、一般には鉄筋コンクリートの床をいう。)

岩肌は白い。おそらく、これまでのルートにもあった、白色泥状
(爪で引っ掻けそう)の岩なのだろう。岩石名は、私は不詳。
先人達は、ここで雨乞いをしたのだろう。イメージが湧きそうだ。

道なりに進むと、沢を渡る。そして、雨乞岩沿いに登る。
結構、細く急で、(昨日の雨で)滑り易い(周囲は雑木なので恐くはない)
山歩きオタクに入りかけた私には、丁度、楽しいコースだ。

どうやら、私は、双子岩コースに入ったみたいだ。
インディーズ・レベルの志津倉山!
平穏な大沢コースを辿る人は少なく、殆どは双子岩コースの様だ。
梅雨入り前でないと、大沢コースは見えないかも。


 雨乞岩の1/2?程登ると”展望台”なる道標
 あり。

 ”展望台”とは、写真左下の木陰だろうか?
 とりあず、パス。
さらに、少し登る。

クルマバハグマ
(車葉白熊)

白熊:ネパール等に
棲むヤクの毛。
白い花を、その毛に
見立てた。

モミジハグマは
葉がモミジ様。

対岸に岩が見える。
猫啼岩か?

あまり大きくない。

少し行くと、大きな岩場を横切る。(それとも、これが猫啼岩か?)
近すぎて、カメラに収め切れない。


(↑)写真は、通り過ぎてから撮影した。私は右写真右下あたりを歩いて
来た。右写真外右下には、もう少し、岩場が続いている。
(後で登山口の案内坂を見ると、対岸の岩が猫啼岩の様だった。)

この後、雨乞い岩の1/2程の大きさの岩の谷が見えたが、雑木が邪魔で
写真撮影はしなかった。



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