このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

守門岳(2)




程なく、水場と書いてある小さな沢だ。



ルートは、上写真右下から、15m?程沢を登り、
左手の更に小さな沢?に入る。


 程なく、主稜線に辿り付く。
 (地図には、小烏帽子と名が書いてあるが、
  目だったピークは無い。)

 藤平山〜田小屋からの道と合流し、
 山頂に向かう。

 主稜線沿いには、
  幾つかの小草原が、有る。
  地図では、ニッコウキスゲ・・・と
  書いてあるポイントだ。

  でも、とっくに終わっているだろう。
  写真下中央に、その実がある。


えぇっ?!

 ま・さ・か〜っ! この時期!

 ニッコウキスゲが花開いている(数個)とは・・。

 通常、ニッコウキスゲは7月初めかと思うが、
 ここは8月初めあたりなのかも知れない。


山頂に続く主稜線が見えて来た。




ミヤマセンキュウ(深山川?)

婦人科の出血に効く薬草のセンキュウに、
葉が似ているのでついた名前。
三角形の小葉も深く切れ込んだ、シダの様な
複葉で、複葉全体も三角形。

 

 リンゴの様なキレイな実だが、葉も写っていない
 ので、パ〜ス。

オヤマボクチ(御山火口)
 蜘蛛の糸を巻きつけた様な蕾を、刺の様な萼が被う。
 葉の裏に白いクモ毛が被い、火種を移す火口に使わ
 れた。雄山・・の若葉を、蕎麦のつなぎに使う所もある。

 御山火口の葉はハート形で鋸歯は浅い。ハバヤマボクチ
 (葉場山火口)の葉は、三角で鋸歯が深く、特に基部の
 鋸歯が大きく出ている。

 花期は伴に、9〜10月。蕾の中心部から短いアザミの様な花が出てくる。


 ミヤマママコナ(深山飯子菜)

 下唇の御飯粒が黄色だが、周りも白く目立たない。
 花期は、8〜9月。

 ママコナは、御飯粒の周りが赤紫で、花期は6〜8月。


 オヤマリンドウ(御山竜胆)

 高さ 30cm程、花の長さは
 3cm程で、ひ弱な印象だ。
 茎頭に3個程の花をつける。
 少し開いた花を見つけた(→)。
 
 エゾリンドウは、高さ 80cm程、
 花の長さ5cm程で、茎頭以外にも段々に花をつける。

 どちらのリンドウも、ほとんど開かない。




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