このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鳥海山 (3)




御田ヶ原(扇子森?)は、霧と横風の中だった。



雨ではないのだが、前髪と風上の耳が、濡れている。


坂を下って登る鞍部は、(鳥海湖や万助道への)御田ヶ原分岐だ。
(私の記憶では、下りにも八丁坂という案内坂があったと思うが、
昭文社の地図の解説書には、登りが八丁坂と書いてある。)





八丁坂から、右(南東方向)
眺める。千畳ヶ原は、幼年期
のような地形で、広大だ。

七五三掛(しめかけ)(御苗代)到着。
これから先の外輪の登り(↓)は、急そうだ。
軟弱者の私は、しばし休憩する事にした。



以前は、ここが、千蛇谷コースと外輪コースの分岐点だったらしい。
外輪コースは絶壁沿いにある。絶壁の中程にも、ルート跡が見える。
しかし、その先に崖崩れがあり、ここからは侵入禁止だ。

(現在の千蛇谷コースの入口は、上写真上1/4中央やや左の岩の左側だ。
短い絶壁に梯子があり、その後は、緩やかに下って、谷に下りる。
千蛇谷には、夏遅くまで、雪渓があるらしい。(夏にくれば良かった?)
外輪コースは、その岩を右に巻く。)

七五三掛から北北西方向、
広大な中島台の向こうに、
日本海が見えていそうだが、
雲&霧で、よく分からない。

しばらく、千蛇谷の絶壁沿いの外輪山?を登る。

(下山時)
 文殊岳と伏拝岳の中間付近?
 雲の切れ間に、頂上(新山)が
 見えた。

 見下ろすと、千蛇谷も良い。


 既に、少し疲れがきていた私は、霧の中、あまり変化のない外輪歩きが、
長く感じられた。


新山(鳥海山山頂)への分岐も近づいた頃、来た道を振り返る。
右は千蛇谷の絶壁、左斜面もやや急だ。




 南の斜面を見下ろす。

 ん〜、夏までなら、花もあるんだ
 ろうが・・・・

 今は、どちらかと言えば、
  荒涼かな?



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