このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


越後駒ヶ岳 (2)




 小倉山到着。
 ルートは、ピークの若干下をトラバースしている。
 (→)道標下の少し湿った部分は、大姉さんの
 お尻の跡だ(撮影のため、どけてもらった。)

 オ・バ・さん! いくら休憩のための手頃な石が
 無くても、道標に腰掛けるのは止めなさい!

 初回の休憩を取った。

さあ、ここからが、越後駒ヶ岳登山だ。

緩やかな尾根筋の林の中を、しばらく登ると、
”百草の池”という道標があるが、そこへの道は無い。
少し先に、左に入る道があり、そこが百草の池鑑賞路だった。

昭文社の1999版「日本百名山を登る」には、
”水もなく荒れた雰囲気だが、池が復元しつつある・・・」とあるが、
もう、池は復元した様だ。



鑑賞路にはトラロープが張ってあり、そこからは侵入禁止となっている。

池の周りには薄赤紫の花が咲いていた。

コンパクトデジカメの光学3倍ズームで、
ロープの外から撮影した。
詳細は判り難いが・・・ハクサンコザクラだろうか
(この欄等 バックの薄い欄は、余裕の出た下山時撮影。)

その後すぐに、潅木帯になる。 展望も効くが、登り坂も急になってくる。

 アザミ

 詳細分類はとりあえづずパス。


ハナニガナ(写真上・黄)とシロバナハナニガナ(写真下・白)


 カラマツソウ(唐松草)

 白い雄しべがボール状に見える。花びらは無い。
 花が唐松の葉に似ているので付いた名前。
 この修飾語無しのカラマツソウは、グローブの様な葉が
 特徴的。


急に見晴らしが良くなる。
振り返って見ると、登ってきた稜線は、左・右・左と曲がっている。
歩いていると、方向感覚が狂ってしまう訳だ。
写真左の雲が寄せている山が、小倉山だ。




ほとんど花は終わりだが、若干咲いていた紫八汐
(それでも、大分遅い!)

撮影しておくか・・・
(実は、花の写真は、全て下山時に撮影)
ついでに・・・
 コイワカガミ(小岩鏡)

 丸くて 花と大差ないサイズの葉。

更に、ついでなので・・・
 ツボスミレ(坪菫、ニョイスミレ

 白い花弁、唇弁・側弁に紫の筋あり。
 一番小さい菫で、花の直径1cm以下。
 平地〜山地まで咲き、
 花期は(平地では)3〜5月。
更更に、ついでなので・・・
花びらが一枚落ちているが、ミツバオウレン

更更更に、ついでになので・・・・(最初のp花から7m)
 (←)ウラジロヨウラク。
 セリ科シシウド属〜シラネニンジン属は難しい、(↓)

道なりに右へ曲がると、再び、山頂(中央やや左、その左の稜線が凹んで見えるが
雪渓だ)
が見えてくる。その手前(写真では分からないが、濃い緑の終りあたり)には
駒の小屋の鉄塔も見える。




曲がり角では、シニアの御夫婦が休憩していた。
とても展望が広がる場所だ。山頂以外の眺望も良い。
正面には中ノ岳(写真中央、やや小さいピーク)が見える。




右・越後駒ヶ岳の稜線の雪渓の下には
雪融け水が、滝になって流れ落ちていた。




まだ。小倉山から2時間歩いていない。私は、もう少し頑張ってから休憩しよう。



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