このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2001「SL函館大沼号」の旅-05

5月3日朝、大沼駅にて
「SL函館大沼号」の走る函館本線の函館-森間(正確には五稜郭-森)は、DC特急、DD51重連牽引の北斗星などのブルトレ、DL牽引の貨物列車が行き交う、全国でも稀な非電化幹線区間である。そうした列車を撮影するのも今回の私の旅の楽しみの一つだった。5月3日の朝、寝台特急「エルム」を撮るべく、大沼駅で撮影の準備をしていると、森方面から、DD51牽引の上り貨物列車が姿を現し、停車した。機関車は更新機の1080号機。(80〜200ミリ使用 RDP2 以下同)

 上り貨物列車の発車時刻を待っていると、今度は七重方面から下り貨物列車が進入してきた。機関車は未更新機の1064号機。 

 下り列車の進入とほぼ同時刻に上り貨物列車が出発。2両のDD51は、あいさつの短い警笛を鳴き交わしてすれ違っていった。 

 そして、下り貨物列車を測線に退避させて「エルム」が大沼駅に進入。10両の客車を従えたDD51重連は威風堂々といった感じで貫禄十分。「エルム」は大沼に運転停車、上りDC特急の通過を待って、2本の排気を上げて大沼公園に向かって発車していった。

 上り貨物列車が入線してから「エルム」が入線するまで20分程の間だったが、充実した時間だった。


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