このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2001「SL函館大沼号」の旅-06

快速「海峡」初乗車記

 5月3日、「SL函館大沼号」撮影を終え、函館駅でレンタカーを返し、帰途についた。

 まず乗るのは快速「海峡」10号(17時18分函館発青森行き)。全国的にも稀少価値となった客車普通列車(私は初乗車)だが、御覧の通り、今年の秋までは「ドラえもん海底列車」となっている。

 この50系で編成された列車(乗車時は7連)、床下にディーゼルエンジンがあるわけでもなく、静かな走行音で客車列車の味わいは意外とGood。特に、木古内までの間、暮れ行く海を左の車窓に見ながら、哀愁に満ちたED79の警笛を聞きながらの旅はなつかしい汽車旅のイメージを思い起こさせるものだった。

 さて、問題の青函トンネル区間、行きに特急「はつかり」で通ったのが初乗車だったのだが、正直言って長いし、騒音もかなりのもの。快速「海峡」は車端部の表示(下の写真)で通過地点が分かるように工夫されているが、騒音問題などへの何らかの対策が必要と感じた。列車は青函トンネルを抜け、日の暮れた津軽海峡線を疾走して、19時55分青森に着いた。


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