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C5553
昭和12年(1937)三菱製(製造番号200)。新製配置は大分で終始九州内で働く。主に日豊路を走り大分から宮崎に南下、43年10月に若松へ転じ“筑豊のパシフィック”の一員となる。46年4月に一休となりC5752と交代し、その四ヶ月後の8月17日に廃車となった。もちろん門鉄デフ(Kー7〜関分類)を装備した九州らしいカマである。廃車後は新製配置であった縁から大分市内の若草公園へ保存となったはずだが、諸事情のため実機が手配できず、僚機のC5546が代機となって保存された。(表記はC5553のまま)動輪の方はめぐりめぐって大阪に保存されている。
同機と交代したC5752の動輪もお隣京都府の嵯峨野観光鉄道「19世紀ホール」に保存されている。これも不思議な縁といえよう。
※同じく筑豊で晩年に活躍した兄弟形式C57の同番号機・C5753号の動輪も東京の銀座天賞堂内に保存されている。画像は こちら
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