このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

213系5000番台は1989年に登場したJR東海の近郊型電車で、2両編成が14本あります。 朝夕ラッシュ時の中央本線や関西本線で、普通列車や快速列車に用いられていました。 2011年頃より中央線を離れ、飯田線で活躍を始めています。 ステンレスのボディにオレンジとグリーンの帯を巻いているので、一見すると211系との見分けが付きません。

編成は単独2両編成や2本併結の4両・3本併結の6両の他、211系5000番台や313系1000番台などとの併結運転も見られました。 規格的には同社の特急型電車とも連結できるそうですが、よく分かりません。 2011年頃より転属に伴う改造工事が行われ、トイレの設置や押しボタン式の開閉スイッチの取り付けなどを受けました。 同時にワンマン運転の設備も搭載し、これ以降併結運転の機会が減ってしまったようです。

模型ではMicro ACEから2両セットが発売されており、登場時と床下グレーにそれぞれ基本セットと増結セットがあるので都合4種が存在します。 実車同様に2両や4両の他、311系と連結できるようになっています。 床下グレーのものはモーター車の床下の機器の無いところが黒く塗られており、この表現には311系同様に賛否両論あるようです。

2009年9月に311系の併結相手として床下グレーの基本セット(2両)を購入しました。 通常ならシールの貼り付けとカプラー交換ぐらいしかすることはありません。 しかし311系の残り物を活用しに合わせるべくインレタによるディティールアップ、さらにパンタグラフの換装を試みました。 自分が上の撮影した時期に合わせ、ATS-PT搭載前の姿としています。

カプラーとスカートの組み合わせまずはカプラーから。
311系同様に先頭をTNカプラーに換装します。組み合わせ方も同様です。
ただ、スカートの取り付け方法は異なります。TNカプラーにはそのままでは合いませんでした。
仕方なしにゴム系の接着剤で固定しました。
TNカプラー台座への加工クモハはライトスイッチが311系と異なり、スカートの直後にあります。
そのままTNカプラーを取り付けると蓋をすることになり、操作ができません。
そこで以前のRM MODELSに載っていた記事の、別の車両の加工例に倣いました。
具体的にはスイッチのところに切り掻きを入れるだけです。
カッターで部分的に切除して、それで終わりです。
本当にバラバラ…前面の車番貼りですが…ここまで解体しないと貼れません。
311系よりは楽なのかもしれませんが…前面を外すのがなかなか大変でした。
行き先シールはそのままでも貼れる親切設計。この差は何とかならないものかと思うばかりです。
転写位置優先席と広告のステッカーも311系と同様です。
特に優先席については、このセットにシールも付属していないので良いグレードアップになります。
またドアシールも同じように貼り付けました。
…これまた311系同様、側面のガラスパーツはボディ本体に接着されているので外せません。
従ってまたもや難工事になりました。

参考までにシールの貼り付け位置を示しておきます。
311系同様に水色がドアステッカー、青が優先席、緑が広告ステッカーを内側から、黄色が広告ステッカーを外側から転写する位置です。
広告シールは時期によって枚数や色も異なるので、こだわり過ぎない方が良いでしょう。
換装、パンタグラフ続いてパンタグラフです。
この製品にも311系とほぼ同じC-PS24Aの菱形パンタグラフが載っています。
これをC-PS27シングルアームパンタグラフに換装します。
やり方は311系と同じくGREEN MAX製PT71Dを用いました。
…2回目なので311系よりズレが小さくなっています。
【余ったパンタグラフは…113系か211系にでも使おうかな…。】
貫通幌の取り付け311系には一応クモハに貫通幌が付いているのですが、213系5000番台にはありません。
何となく寂しいので市販品を取り付けることにしました。
最初はGREEN MAX製を取り付けたのですが…角が丸過ぎるので取り外しました。
たまたまTOMIX製の211系・415系1500番台用の幌が手に入ったので、それを加工して接着しました。
ちょっと色が濃い気もしますが…良しとしましょう。
墨入れ墨入れも311系同様です。クーラーと床下機器、そして車外スピーカーなどに施します。
乗降扉についてもガンダムマーカーで行いました。
先のインレタ類とも合わせて、側面にメリハリが出ている気がします。
また前面運転台下のステップにも汚いですが色差しをしました。
ATS車上子接着クモハはモーターを積んでいるので床下がぎっしりですが、クハは何もないので少しさみしいです。
なのでATSの車上子を取り付けてみました。
使ったのは銀河モデルのN-075GY。塗装済みパーツなのでそのまま接着して終了です。
なお、実車は2011年のトイレ設置工事の際に水タンクが付いたので、少し賑やかになりました。
スカート換装これで終わろうかと思ったのですが[またこの展開?]、スカートが実車と大幅に異なることに気が付きました。
製品に付属のものはどうやらJR東日本の211系などを元にしているようで、JR東海仕様とは異なっているのです。
どうしようかと思いましたが、手頃な製品がありました。GREENMAXから出ている211系5000番台のスカートです。
これはATS-PTの保護板としてスカートの下部が延長されているので、その部分をカットして使うことにしました。
どうにか付きそう…ですがこのパーツが曲者で、バルクパーツと言うよりジャンクパーツでした。
予め床板への取付台座にスカートが装着されているのですが、あまりにも奥まって付いているのでTNカプラーが嵌りません。
そのためパーツを少し壊しながらの作業となりました。
スカートの開口部を穴あけし、クモハ用の台座は消灯スイッチの切り掻きを再度施工。
スカート接着後、台座がボディにあたる部分を丁寧に鑢で削って調整しました。
色はそのままではやや明るい灰色なので、鉄道カラーの9番「ねずみ色1号」を筆塗りしています。
【消灯スイッチは間違って先に反対側に切り掻いてしまいました。】
改造進むGREENMAXのこのパーツは横方向がTOMIXのものより厚いので、そのままではボディに当たってしまいます。
なので写真下のように取付台座部を一部カットして当て逃げ処理をしてあります。
材質がTOMIX製のPOM(いわゆる軟質プラ)ではなくABSと思われるので、加工や塗装はかなり楽でした。
その後、乗務員乗降ステップ(銀河モデルN-099GY)を311系同様に取り付けています。
またついでの加工ついでに編成番号も転写。
用いたのは373系の時の残り物であるトレジャータウンのTTL-006です。
印刷済みの車番に則し、H3編成にしています。
さらに余り物の利用と言うことで、ドアコックのインレタ(くろまやの7番黒)も側面に転写しています。

しかしこうしてみるとスカートがボディに比べて小さいようです。
取付台座に合わせてしまったのが原因です。
この辺りはもう少し調整すべきだったと今頃になって反省しています。
完成+併結311系の余りのパーツの流用ばかりでしたが、グレードアップにはなったと思います。
先頭はTNカプラーなので、311系とも連結できますが…併結運転は通常は無いでしょう。
ただ中央線の臨時快速「ナイスホリデー木曽路」において両者の併結運転があったことが確認されています。
MODEMO製313系の他にTOMIX製373系とも連結が楽しめるのは模型ならではと言ったところでしょう。

213系5000番台用 参考パーツ

メーカー品番備考
インレタ
トレジャータウンTTL-006373系・キハ85系・E217系・E501系・宮原の国鉄型・他汎用
TTL856-04ドア注意シール・優先席表示(東海)
くろまや41車番、検査表記、所属表記
373系も収録
7称呼順位(エンド標記)、ドアコック
黒と白の2色あり、品番8はグレーの新字体
ジオマトリックス・デザイナーズ・インクJ0003ドアステッカー/優先席(JR東海)
Z0005広告ステッカー(グリーン)
※同様の製品は他社製でインレタ・シールを問わず多数あります。
シングルアームパンタ
KATO4371F製品名:モハネ285-101パンタグラフ
Assyパーツ、同社313系にも使用
TOMIX0226製品名:C-PS27
同社373系に使用
GREENMAX5810製品名:PT-71D
同社211系5000番台にも使用
前面貫通幌
GREENMAXNO.61-2貫通幌(国電・私鉄用)
TOMIXPH-100製品名:211系・415-1500系前面幌
利用の際には要加工
トレジャータウンTTP138-23313系と一部の211系・213系用、金属製
スカート
GREENMAX品番不明211系5000番台用
バルディローズNR-002金属製、ATS-PT対応型
床下機器
銀河モデルN-075GYATS車上子、塗装済パーツ(グレー)
N-099GY乗務員乗降ステップ、塗装済パーツ(グレー)
その他(=探し物をしていて見つけただけのもの)
バルディローズNB-201トイレ塞ぎ板など、当系飯田線仕様改造用
NJ-902AU711クーラー、211系5000番台など用
トレジャータウンTTP215-02313系・211系用前面手すりなど、金属製
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