このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
【トミカ建設車両をN化する】
[クローラクレーンの巻]
部品庫にしている段ボール箱をゴソゴソやっていたら、巨大なクレーン車を発見しました。 縮尺は定かではないのですが、下の写真で判るようにNレイアウトに使うにはとんでもないオーバースケールです。 見つけてしまったものは仕方ないので、クローラクレーンにでも変身させようと思います。※ 「クローラ」とは無限軌道(又は履帯)のことで、駆動輪と従動輪のまわりへエンドレスに巻くゴム製又は金属製の帯を言います。 俗称として「キャタピラー」がありますが、これは米国のキャタピラー インコーポレーテッドという会社の登録商標ですので、使用するには注意が必要です。 |
今回は、モデルの元にされた実車とは違う姿への変身なので、特定機種を設定せず、雰囲気だけ真似ようと思います。
とは言っても、全くの空想の産物とするわけにもいかない(そもそも空想力がない)ので、
ここらあたり(コベルコクレーン㈱のマスターテック7090)
を参考にします。
さて、どうなることやら。 完成写真だけ見に行く
まずは下回り。 クローラから製作します。
0.3mm厚の白ボール紙から、履板に見立てて1.5mm×6mmの紙片をたくさん切り出します(左下写真)。 そして、この切り出した履板を治具で整列させながら、瞬間接着剤を使って糸にどんどん繋ぎ止めてゆきます(右下写真)。 ひたすら単純作業の繰り返し。 ↓は、履板(白ボール紙)を繋ぐ作業に使った治具の全体写真です。 治具と言っても厚めの白ボール紙を台紙にして、これに帯状の紙片をコ字状に貼り合わせることで位置決め用の段差を付けただけのものですが、端っこにクラフトテープを貼って、瞬間接着剤を取り出すためのパレットにしました。 これは
おきコレ様
に教えて頂いた方法です。
瞬間接着剤が硬化せずに待っていてくれるので、Very good!です。
← 駆動輪、従動輪、転輪、車輪フレーム等を準備します。 写真には整形の終わったものや一部組み始めたものも写っていますが、車輪類は切り出しただけでまだ仕上げておりません。駆動輪や従動輪はトミーテックの鉄コレ(デキ101)で余った車輪からフランジを落としたものです。 転輪はランナーのブツ切りでそれらしく演出の予定。 |
↑ 後方は、履板を繋ぎ終えて軽く色づけをしたクローラです。 糸に染みこんで固まった瞬間接着剤をパキパキと折っていったら、写真のように、全体に巧い具合に丸みが出ました。 下部トランスリフタ(ジャッキ? アウトリガ?)やターンテーブルも取り付けて塗装し、クローラを巻きました。 → |
では、次! 行ってみヨ! ↓
次は上まわりの製作です。 取り敢えず、あちこち削ったりキャビンに新たに窓を開けたりして、写真の状態にしてみました。なんとなーく、それらしく見えてきましたネ〜 |
例によってのフロッピィ板を使った工作で、カウンターウエイトを製作し、上まわりをカタチにしました。 ↓
ここまで作ってカウンターウエイトの形状が間違っていることに気づきました。 ↑ またガリガリと削り作業をしなければ(←アホです)。
← カウンターウエイトの形状を可能な範囲で修正し(修正不能分は放置)、塗装して、上まわりのボディ部分は略完成です。 旋回軸は少し後ろへずらす必要があったので、ビスを使って作り直しました。 → |
次は、今回の工作で一番のネックとなるブームの製作に移ります。
現在、製作中です。 しばらく(???) お待ちください。
・・・・ ところでこの後、引き続き[クローラクレーン(その2)]があります。
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