このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ローソン限定で飲料(お茶?)のおまけとしてついていた土木・建設用機械のミニチュアシリーズを、興味本位のままヤフ・オクで落札しました。
[カプセルトミカ(全7種)]というのだそうです。 理由は単に落札額が安かったからですが、実際に手にしてみるとこれがなかなか味わい深いものでした。 特に、いずれもボディの一部がダイキャスト製というのが嬉しいですね。
だからなんとかストラクチャーとして活躍させてみたくなりました。
(№9) | (№10) | (№43) | (№53) | (№59) | (№70) | (№102) |
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コマツ 油圧ショベル [→] | 三菱ふそう キャンターダンプ [→] | 日産ディーゼル クレーン車 [→] | 日産ディーゼル ミキサー車 [→] | ダイナパック CC21 [→] | コマツ ブルドーザー [→] | ? オフロードダンプ [→] |
サイズ的にそのまま使えそうです。 というより数あるブルドーザーモデルの中でNゲージに最も適しているようにも感じます。 ドーザー部分と油圧シリンダを艶無し黄色で上塗りすることで樹脂臭さを消しました。 |
これもサイズ的にそのまま使えそうです。 日立建機の類似機種
CC222
からの推測ですが。 手摺は太すぎるので比較的簡単に改造できそうな後部側だけ0.3mmの真鍮線で作り直してみました。 ローラーは錆色にした方がよかったように思います。 |
これもサイズ的にはOKです。 ただタイヤは許せません。 バンダイのワーキングビークル(引っ越し用4tトラック)から油粘土と瞬間接着剤を使ったスタンプ方式でタイヤをコピー製作し、これと履き替えさせました。 油圧ショベルで積載したように二つの山に盛り上げてありますが写真では判りませんね。 |
ところで、タイヤを交換するために、元のタイヤを外そうと床板を分解してみてぶったまげました。 これぞトミカ王国を築き上げたトミーの熱さ!だと思いました。 なんと運転席は別パーツ化され、座席がモールドしてありハンドルまでも作り込まれているんです。 こんな(と言っては失礼だけど・・・)、飲料のおまけであっても決して手を抜いていないんですね。 しかも組み立てたキャビンの外側からは殆ど目立たず、気づいてくれる者もたぶんいないだろうナという場所なのに・・です。 折角なので色づけしてみました。 この情熱はしっかりと子会社のTomixにも引き継がれているのだと感じます。 これからの鉄道模型メーカーとしての益々の発展が期待されますね〜♪ |
[日産ディーゼル クレーン車]
これは少なくともそのキャビンをNゲージで使うには無理があります。
勿論、タイヤもイタダケマセン。
← クレーン車の方はキャビンを金鋸で切り落としました(左写真)。 キャンターダンプと同じくキャビン内の運転席はちゃんと作り込まれていました(一応、ご報告)! → 4tトラックの方はアルミBOXを外しシャーシをバラバラにして必要な部品だけ取り出しました(右写真)。 |
で、これらを繋ぎ合わせて左のようになりました。 クレーンがキャビンに衝突しないようにストッパー台を作ってみました。 (今度やってみようかな) |
(左端) | (中左) | (中右) | (右端) |
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トミカ №09 コマツ PC200ガレオ 1/122 | ガチャポントミカ (建設車両セットVol.3) 1/143 | カプセルトミカ (ローソン限定の飲料おまけ) スケール不明 | ヴァイキング (KATO取り扱いのミニショベル) |
ヴァイキングのミニショベルも価格相応に良い出来ですが、ガチャポントミカの油圧ショベルが特にお気に入りです。 ショベルまで曲動し、この部分が一体品とされたトミカよりアクション性は上です。 サイズ的にもピッタリだし。 ・・・余談でした。
さて、カプセルトミカの何ともチュ〜と半端な大きさのブームとショベルをどう活かすべきか、その方法をいろいろ考えあぐねた結果、あるアイデアが浮かびました。 次回、試してみます。 お楽しみに!
[完成!] | |
製作記 のほうで詳しく説明しておりますが、この掘削型道床交換作業車は、あくまでもフリーランスです。
数秒考えて、油圧ショベルを保線車両に変身させた流れでミキサー車も保線車両に変身させることにしました。 松山重車輌工業さんのHP によれば、実際に アジテーターカー KA30型 というのがあるのだそうです。
まずはバラバラにしてキャビンの顔部分を切り取り、キャビン自体もシャーシから切り離しました。 なんだか死体遺棄事件をリポートしているようです コワッ! ミキサー部分は後面のシュート部分等を削り取りました。 シュート部分等がモールドによる表現だったため、透け透け感を出したかったからです。 が、元のモールド表現のままでも削り取るのが勿体ないぐらいの良いデフォルメがされていました。さすがトミーだなぁと感じさせる力作だと思います。 |
エッチング板の残り滓でシュートの大まかな形を作りました(左下写真)。 梯子も作ってみました(右下写真)。 材料は細めのランナーとプラ板の破片、0.3mm真鍮線(最近こればっかし)、それと集電ブラシの残り物です。 写真は瞬間接着剤の着けすぎで白化コテコテの様子です。
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キャビン正面を板で塞いで電源ユニット(?)らしきものに利用します。 実車のものとはやや形が違いますが、これも“完全成仏”を目指した結果です。 上面にはランナーと0.7mmのスチール線を使った超大型のマフラーも搭載! (^^;) サーチライト(?)も付けてます。 ランナーに0.2mmのスチール線を巻いて水タンク(?)らしきものを作り、ここから0.5mmのピアノ線をシュート近くまで引き回して給水配管としました。 |
このアジテーターカーも雰囲気だけの工作で、単なる保線区内ストラクチャーとしての一品です
(使用例はこちら)
。 車輪は一応、回転しますが、しょせんは樹脂製シャフトの精度に支配されているので引きずったほうがはやい!って感じですから。
それに、なんてったって前面と後面とでカプラーやダンパーの高さが異なり、今更ビックリ! (*^_^*) 実車の世界なら大変なことになりますが、そこは σ(^_^) のなせる技! つまり、気づかなかったことにします。
日産ディーゼル ミキサー車からシャーシ、座席、窓ガラスを、またKATOの高圧鉄塔から碍子を頂き、あとはフロッピィの殻材でテキトーに工作しております。 写真が超〜下手なため、どのパーツを何処へ使ったか全く判りませんね。 |
裏返しにすると少しは判りやすいかもしれません。 碍子はスクリュウコンベアに使っています。 | なお、車両先端に付いているのは、ダンプカーの後輪へ押し当てる(ダンプカーを後押しする?)ためのローラーではないかな、と推測しています。 このローラーはステープルをコの字形に曲げて、その内側で細めのランナーを掴ませることで表現しました。 |
出来上がったアスファルトフィニッシャーをトラコレのダンプカーとタンデム走行の状態にさせると、このローラーがダンプカーのリヤーバンパーに接触してしまいます
(使用例はこちら)
。
ネット上でいろいろ調べてみると、実車の世界でも同様の不具合が起こっているようです。 それでダンプの運ちゃん達は不正改造によってリヤーバンパーを切ったり外したりしてしまうのだとか
(参考記事はこちら)
。 模型ならともかく、実車への安易な改造はイケマセンねえ。
でも、それを回避するための収納式のバンパーを発明してしまうなんざ、さすが知恵と工夫の日本人です!
運転席のメーター類を表現することは実力的に出来ませんでした。 塗装は雑だし、外観も寸法も甚だいい加減です。 消火器を頑張って作ってみました。 拡大写真にすると雑っぽいですが、肉眼ではそれらしく見えます。 おかげで、紅一点、艶やかなアクセントになっています。 |
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運転席、手摺、バックミラー、ウインカー等を取り付け、色付けしたうえでタイヤを履かせて完成とします。 タイヤを艶消し黒で色付けしたことで回転しなくなってしまいました。 これで左上の写真中、白いシャーシ部分と数本のタイヤとを除き、全てのパーツを成仏させてやることができました。 |
[まとめ]
以上でカプセルトミカ(全7種)の改造を終わります。
オフロードダンプは未改造なのでネタで数えれば6種なんですが、おまけの№1と№2を合わせると8種になります(・・どうでも良いことでした)。 オフロードダンプの車枠は保線用モーターカーのそれに似ている気がするので、いずれ変身させるかも・・です。
これがちゃんとした鉄道車両だと、そうはいかないでしょうね。 塗装は依然として、私には大きな課題です。 エアーブラシの購入、本気で考えようかなあ。
ま、と・に・か・く・・です、
[→]
道床交換作業車 ↑ 油圧ショベル |
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タイヤ履き替えと砂積み ↑ 2tダンプ |
[→]
キャビンとシャーシの変更 ↑ クレーン車 |
[→]
アジテーターカー ↑ ミキサー車 |
[→]
手摺交換と化粧直し ↑ ダイナパック |
[→]
色差しと砂の擦りつけ ↑ ブルドーザー |
[→]
キャビン取り出しのみ ↑ オフロードダンプ |
[→]
アスファルトフィニッシャー ↑ 廃物かき集め |
[→]
大型タイヤローラー ↑ 廃物かき集め |
(№9) | (№10) | (№43) | (№53) | (№59) | (№70) | (№102) | おまけ№1 | おまけ№2 |
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というわけでこれにて【ローソン限定 飲料おまけからの改造】の巻は「完」とします。 ハ〜〜ッ・・・ちかれた。
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