このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

   TOP  >  西鉄高速バス写真集  > 火の鳥カラー(韓国製高速バス/現代自動車 ヒュンダイユニバース)


 

西鉄高速バス、ヒュンダイユニバース

 

西鉄高速バス、とよのくに号、6501

 

  

 

2011年、西鉄にが異例の新車を導入しました。

 

福岡高速営業所所属の6501号車、6502号車。

現代自動車のユニバース(LDG-RD00)。

 

導入時のコストの安さ等を理由に、

近年じわり台数を増やしてきた韓国製のバスです。

 

独特のマスク、多用された曲線など、外観上も大きく目を引く車です。

 

 

 

←とよのくに号で運用される6501号車。

 

西鉄高速バス、とよのくに号、6502

 

正面に方向幕は装備されず、

行き先はフロントガラス上部に「サボ」を装備。

 

本来方向幕がある位置には「にしてつ」のアンドンが取り付けられています。

 

・・ちなみに側面もサボ、但し後ろ面は方向幕という、不思議な仕様となっています。

 

 

←6501号車と同じくとよのくに号が主担当路線、6502号車。

 

 

 

 

 

 

 

イ ン テ リ ア 


ヒュンダイユニバースの運転席

 

 

運転席回り。

ハンドルのスポークの形状など、日本とはデザインの違いを強く感じます。下2本に伸びているのが足のよう・・。

 

速度計は160kmまで表示できるようになっています。

 

 

現在自動車、ヒュンダイユニバースの運転席回り

 

もう少し引いた様子。

 

やや後方に配置されたシフトレバーや、

右手側に配置されたパーキングブレーキ。

Vの字に配置されたエアコンの吹き出し口など、

日本車では無いデザインを散見できます。

 

バックモニターはクラリオン、日本製です。

西鉄高速バス、ユニバースの車内

 

  

 

車内の様子。

補助席付きの4列シートが並びます。

 

車内は「はかた号エアロキング エコノミークラス」に準じた明るい茶色系でコーディネート。

 

床は木目調でなかなか好印象です。

 

トイレ付高速バス、ヒュンダイユニバース

 

  

 

車内で最も特徴的な最後部席。

 

2段高い場所に、脚ナシで取り付けられています。

視点は高くて見通しが効きそうですが、天井を低く感じそうなのと、乗り心地はいかほどでしょうか??

 

左側には日本で取り付けられたトイレ。

施工は信頼と安心の共栄車体だそうです。 

西鉄高速バスの照明

  

 

車内照明。

 

楕円形や、横縞、前方後方の青いアクセント光。

 

第一印象は、、フナムシ。

 

 

 

 

 

エ ク ス テ リ ア 


西鉄、ヒュンダイ、福岡高速営業所

 

 

ユニバースの外装です。

 

塗装は西鉄火の鳥カラーを身にまとっています。

 

見る角度で大きく印象が異なる車のように思います。

西鉄高速バス

 

側面の外観上最も特徴的な、ドア後方のピラー。

 

セレガとは逆に前側にシアーがかかっています。

福岡高速営業所

 

 

車体側面。

 

3スパンあるトランク。

 

パネル間の溝は、日本車よりも広いような気がします。

 

西鉄バスの運転席

 

運転席側。

 

日本車とは大きく異なり、片方だけが開くようになっています。

視界は良さそうにも見えますが、御評判はいかに??

西鉄、ヒュンダイユニバース

 

フロント部分。

 

銀色の飾り帯やアンドンの処理はイマイチ。

 

モデルチェンジされたユニバースでは、このあたりが修正され、見栄えがするようになっています(西鉄未導入)。

西鉄、ヒュンダイユニバース

  

 

ややローアングルから見たユニバース。

 

屋根上のクーラーの突起が見えない分、より「丸っこさ」を感じさせる印象です。

 

隣のB高やS型と比べると、デザインの「角」の丸さがより一層目立ちます。

 

 

また現代にしろ大宇にしろ、韓国のバスのフロントデザインは「下に流れるように落とす」ものを多く見れるように感じます。

『横に流し左右につなげる』日本のデザインと大きく違和感を感じるのは、このせいかもしれません。

 

 

 

 

ユニバースのある光景


西鉄のヒュンダイユニバース

 

  

 

珍しく雪の舞う福岡市内。博多バスターミナルを出発するユニバースとよのくに号。

 

フロントは真っ白!

 

西鉄バスひのくに号

 

  

 

福岡ー熊本線「ひのくに号」で活躍。

 

運用当初はひのくに号メインでしたが、現在(2015年3月)は主にとよのくに号で走っています。

 

福岡の高速バス

 

 

博多バスターミナルで客をおろし、福岡高速営業所へ回送される6502号車。

 

アンドンの種類がどれほど用意されているのか気になります。

 

西鉄バス、博多駅、ヒュンダイ、とよのくに号

 

早朝の博多駅前。

福岡高速営業所から回送されてきた6501号車。

 

この角度から見ると、日本車にと違わぬ風格を感じます。

博多バスターミナル

 

 

博多バスターミナルの1Fから2Fに上る6501号車。

 

縦長のパッチリとした眼が、一層際立った見える角度です。

 

博多バスターミナル2

 

そして2階の降車フロアへ一旦入場。

 

後ろからはC型も続々入場。

博多バスターミナル、西鉄バス

 

乗客を乗せて博多BTの3階から1階に駆け下りるユニバース(とよのくに号)。

 

屋根上にはちゃんと車番も入っています。

ヒュンダイ、西鉄バス

  

夜の博多駅前を走る6501号車。

多くのバスが走る福岡市内でも異彩を放っています。

 

 

---------------------------------------------------

 

 

実験的な意味合いでの導入だったのでしょうか。

 

結局2台の導入にとどまっていますが、

運が良ければ、中距離高速路線で目にすることが出来ます。

 

 

サイト内関連ページ


 

●西鉄高速バス写真集 S型高速車 火の鳥カラー編

●西鉄高速バス写真集 福岡高速の夜

●西鉄高速バス写真集 マイノリティ(少数派の車達/近距離高速カラー)

 

 

 

 

 

 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください