このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


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ジェイアールバス東北(3)宮城・福島編


古川線(2005年3月、一般路線廃止)

築館町駅Tsukidate-machi つきだてまち
■所在地:宮城県栗原市築館薬師3丁目
■発券状況:東日本急行乗車券(仙台)
■のりかえ:沢辺・一ノ関方面(宮交栗原バス)、くりこま高原駅・若柳仲町・石越駅方面(宮城交通)
■設備:コンビニ、待合室、トイレ。
 栗原市の中心、旧築館町の市街地にあるが、駅というよりコンビニに駅が間借りしている感じ。それでも以前は支所もあり、現在はコイン洗車場になっている場所に車庫があった。この町にはもう一つ「築館駅」があり、宮城交通築館営業所で町の東方にある。旧仙北鉄道築館駅代替だが多少、場所が移動している。
 2005年3月をもってJRバスは全廃となる。以前は仙台までの高速バスにも関わっていたが、現在は全て東日本急行の路線となり、窓口でも同路線の発売のみとなった。2005年4月から栗原市となり、JTB時刻表の索引地図ではここが市の代表駅となり「◎」印が付くようになった。


陸前高清水駅Rikuzen-Takashimizu りくぜんたかしみず
■所在地:宮城県栗原市高清水字善光寺
■発券状況:調査中。
■設備:コンビニ(セブンイレブン)、待合室、トイレ。
 旧高清水町の中心にあるが、国道4号からバイパスを避けて旧道のひっそりとした所にあったが、ここもコンビニ化し駅は脇に追いやられた感がある。 旧駅舎 は、現在の駅舎に対して直角に位置していた。その昔はここから東北線瀬峰まで路線が延びていたが、現在バスはない。


陸前三本木駅Rikuzen-Sanbongi りくぜんさんぼんぎ
■所在地:宮城県志田郡三本木町三本木字北町
 三本木町の中心地にあり、長らく営業してきたが2000年の業務縮小からわずか一年で無人化してしまう。駅内には町の特産品や案内図などが展示してあった。

角田線(1999年3月廃止)

磐城角田駅Iwaki-Kakuda いわきかくだ
■所在地:宮城県角田市角田字町
 1935年開業。戦前に軽便(角田軌道)があっただけで、宮城県内の「市」で鉄道開業が最も遅かった角田市は、長らく国鉄バスが公共交通の主役だった。1952年に仙台まで直通バスが開業して、その地位を高くする。1968年に国鉄丸森線が開業するものの本数は少ない上、角田駅が街外れにあることから、この駅が角田市の代表駅であり続けた。
 しかし、1986年に丸森線が第三セクター阿武隈急行に移管し、後に電化・本数増で仙台への直通は阿武隈急行に流れた。また、期待された白石線の白石蔵王延長による新幹線連絡も、阿武隈急行の福島への全線開業でその役目を終えている。そして、この駅の目的はローカル輸送にとどまり、1993年に無人化されてしまう。
2000年3月末で角田営業所廃止、現在は代替運行の宮交仙南バスおよび角田市民バス(宮交仙南バス受託)「角田」となり、駅舎は理容店に転用された。 2003年9月の旧磐城角田駅。
 1981年に初めてこの駅に訪れた私は窓口に、売店、そば店まであるバス駅にカルチャーショックを受けたものだ。それほど、当時のこの駅は賑っていたのである。また、この駅との出会いがバス駅探訪のきっかけになったとも言える。


丸森町駅Marumori-machi まるもりまち
■所在地:宮城県伊具郡丸森町字町東
阿武隈急行丸森駅が阿武隈川を越えた街外れにあるのに対し、この駅が丸森町の中心街にあった。2000年の路線廃止まで営業されていて、廃止後は宮交仙南バス「本町」になった。駅舎は丸森町役場に貸与されて物産店になったが現在は閉店されて、待合室のみ。


金山町駅Kaneyama-machi かねやままち
■所在地:宮城県伊具郡丸森町金山
 旧金山村の玄関駅。金山観光協会に委託されていたが、1993年に無人化した。2003年現在、宮交仙南バス「金山町」の待合室として利用されており、老朽化しながらも健在である。


磐城大内駅Iwaki-Oouchi いわきおおうち
■所在地:宮城県伊具郡丸森町大内
 旧大内村の玄関駅。この駅を境に角田線は本数が減少し、営業末期には相馬方面は2往復だけだった。民営化後早々に無人化されて、乗車券類は駅前の商店に委託されていた。現在では焼肉店に転用されたが、石造りのがっしりした駅舎は、焼肉店にピッタリ似合う思うのは私だけだろうか。合わせて宮交仙南バス「大内」として代替運行の終点となっている。なお、現在はバスで県境越えは出来ない。

福浪線

川俣町駅Kawamata-machi かわまたまち
■所在地:福島県伊達郡川俣町瓦町
 川俣町の市街地にある。1993年に業務を中止し、縫製所の作業場を経て現在では介護ショップに転用された。福島から来たバスはこの駅に停車後、川俣高校前(川俣車庫)で折り返して浪江へ向かう。1972年に廃止された国鉄川俣線の岩代川俣駅は、ここより離れた市街地の外れにあった。

(浪江〜問屋前、2004年3月廃止)

磐城津島駅Iwaki-tsushima いわきつしま
■所在地:福島県双葉郡浪江町津島
 旧津島村の中心地にある。浪江駅から30キロほど離れたこの集落には、津島村役場だった浪江町役場津島支所があり、浪江駅から来たバスは最終便がここで滞泊し、翌朝の浪江行始発便になる。駅は民家に間借りして営業していたが、現在は中止された。その民家の玄関には「きっぷをお求めの上ご乗車ください」の銘板が貼ってあった。

船福線・川俣線(川俣線2005年3月廃止)

飯野町駅Iino-machi いいのまち
■所在地:福島県伊達郡飯野町飯野字後川
 1972年に廃止された国鉄川俣線岩代飯野駅の跡地に造られた。駅前は鉄道当時の構内が広がっており、駅前旅館もある。現在、飯野町駅は無人化されており、駅務室は飯野町シルバーセンターになった。2005年3月で国鉄バスから引き継がれたJRバス川俣線が廃止となったが、4月からは飯野町の委託を受けたバスがこの駅に停車するほか、船福線(自治体委託)のJRバスはこれまで通りこの駅に停車する。

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