このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


ジェイアールバス関東(2)栃木・群馬編


常野線

小川辻町駅Ogawa-tsujimachi おがわつじまち
■所在地:栃木県那須郡那珂川町小川
 旧小川町市街の南部にあった。駅舎は大子方にあったが、現在は更地化しJRバス関東の月極駐車場になった。 現在の小川辻町


馬頭駅Bato ばとう
■所在地:栃木県那須郡那珂川町馬頭
 旧馬頭町の中心部、商店街並びの大子方に駅舎はあった。現在は委託者だった方の物置倉庫になっている。隣にあるクラシックな建物には、日本通運馬頭営業所が入居していた。つまり、馬頭駅が自動車駅であるとともに、貨物営業をしていた名残である。

塩原線

塩原温泉駅Shiobara-onsen しおばらおんせん
■所在地:栃木県那須塩原市下塩原(古町)
■発券状況:なし
■設備:売店、喫茶店
■旧称:塩原古町
 有名な温泉地、塩原温泉の古町地区にある駅。年間を通じて賑っているが、一番混雑するのが紅葉の時期だ。最近では、バス方向幕と乗車券の表記が「塩原温泉バスターミナル」となっている。


福渡温泉駅(跡)(現・塩原福渡) Fukuwata-onsen ふくわたおんせん
■所在地:栃木県那須塩原市下塩原(福渡)
 塩原温泉郷の一つ、福渡温泉にある。駅舎は撤去されて、JRバス関東直営のコインランドリーに転用された。ここは道路の上下線が別れており、それぞれ一方通行になっているが、この駅は西那須野方にある。この福渡温泉は塩原(古町)と違い湯治客向けか、長期滞在者にこのコインランドリーは利用されているのだろう。尚、2001年に福渡温泉から塩原福渡に改称している。



関谷宿駅Sekiyajuku せきやじゅく
■所在地:栃木県那須塩原市関谷
 旧関谷村の中心で国道408号旧道にある。右手の上屋だけの建物が駅舎で、シャッター部分に窓口があった。左手のコインランドリーが、滞泊施設として使われていた。
 ここから矢板北線が矢板まで分岐していたが、矢板市営、塩原町営バスに移管された。以前は矢板北線と塩原線の折返し系統の発着地点だったが、その機能はこの先の「アグリパル塩原」に移ってしまった。

矢板北線(矢板〜関谷宿・廃止)


泉元町駅Izumi-motomachi いずみもとまち
■所在地:栃木県矢板市泉
 今はなき矢板北線の駅。現在は矢板市営バスが矢板駅〜上伊佐野を、塩原町営バスが上伊佐野〜アグリパル塩原を運行しており、1日3往復ながら乗り継いでいくことが出来る。
 この駅は現在、印刷所に転用されているが当時は、この駅が委託者の商店に同居しており、1982(昭57)年3月末まで営業していた。その軒下には、国鉄の名残であることを示す木の看板を掲げている。これは、地元選出の国会議員が書いたもの。

水都西線

宇都宮一条町駅(跡) Utsunomiya-Ichijomachi うつのみやいちじょうまち
■所在地:栃木県宇都宮市江野町
■現在:東武駅前
 東武宇都宮駅前にあった。現在はラーメン店になっているが、JRバス関東のテナントかは不明。以前はここを通って駅舎側が宇都宮駅方で、道路反対側が作新正門前方だった。現在はこの通りにはJRバスは通らず、大通りにバス停があり、そこがこの駅を継承するバス停と見て良いと思う。国鉄時代から最近まで「宇都宮東武」という停留所名だったが、(栃木県)共通バスカード導入後に民営他社との停留所名とポールの統一化があり、その際に地元大手である関東自動車のバス停名に合わせて「東武駅前」という停留所名になったが、抽象的な感じは否めない。尚、「一条町」と称しているが、駅のある場所は新住居表示制度実施の際に一条町から江野町に変更された。


祖母井駅Ubagai うばがい
■所在地:栃木県芳賀郡芳賀町祖母井
■発券状況:なし
 芳賀町の中心地にある。道場宿経由はここが終点。逆に水橋経由は一旦、「芳賀温泉ロマンの湯」まで行って乗客を降ろしてから、この駅へ戻ってくる。以前はここから北に給部方面へ路線があったが廃止されている。尚、バスカードが導入されてから、この駅業務が休止されている。


佐野新都市バスターミナルSano shintoshi Bus terminal
■所在地:栃木県佐野市越名町
■発券状況:高速バスマロニエ(東京・新宿)号乗車券。
 佐野市郊外にあるショッピングモール、「佐野プレミアム・アウトレット」近くに開設された、公設民営のバスターミナル。バスはJRバス関東以外も発着するが、発券はJRバスのみ。ターミナルは佐野新都市として発展している国道50号バイパス側にある。宇都宮行マロニエ号、足利行わたらせ号と失敗続きだった宇都宮支店の高速バスが、佐野発着にすることで、ようやく定着した。首都圏からはアウトレット買い物客を乗せて、佐野からは乗り換えなしで東京へ直行する。

志賀・草津高原線

(自)長野原草津口駅Naganohara-Kusatsuguchi ながのはらくさつぐち
■所在地:群馬県吾妻郡長野原町
■旧称:長野原
■のりかえ:JR吾妻線、JRバス花敷線
■発券状況:乗車券(草津温泉ゆき640円、小児230円)。
 1990年にそれまでの「長野原駅」から改称されて、草津温泉への玄関口としての駅であることを強調した。ただ、長野原駅が開業当初から草津温泉への玄関であることが知られた存在なのに、わざわざ観光目的で後から付ける煩わしさを感じるのだが。
 長野原草津口駅のバスホームにある。2002年の鉄道乗継券廃止による代替措置として、またスムーズな降車を促進するために乗車券発売機を設置した。発売区間は「長野原草津口⇒草津温泉」の大人・小児券のみ。


草津温泉駅Kusatsu-onsen くさつおんせん
■所在地:群馬県吾妻郡草津町草津
■発券状況:バス乗車券(長野原草津口、殺生河原、白根火山、草津谷所など)、高速バス乗車券、鉄道乗車券・料金券(長野原草津口から)、定期券、回数券。
■旧称:上州草津
 日本有数の温泉地、草津温泉の駅である。温泉も有数ならバス駅の規模も有数で、鉄道券はマルス発券で、バス券も印刷発行機で発券する。乗車ホームはつっこみ型で発車時にはベルが鳴り響く。バス駅としてはJRバス関東だが、実は窓口マルスはJR東日本所有で、駅舎は草津町との第3セクター、草津バスターミナル㈱の所有で、駅員はその3セク社員。鉄道から離れたJR東日本の駅というのが実状である。

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