韓国の鉄道&交通
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韓国遊学日記
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■本ページでは、韓国SBS(ソウル放送)のニュースで紹介された、韓国の鉄道&公共交通関係ニュースの原稿対訳をお送りします。
■本ページは、SBSホームページのニュース原稿を元に私自身が翻訳したものです。意訳を含みますし、誤訳も0にはできません。万一、本ページの情報を利用して利用者の方が何らかの損害を受けた場合も、責任は負いかねますので、あくまで参考情報としてお役立て下さい。また、本ページはSBSソウル放送と一切関係ありません。
■「ソース&動画」をクリックすると、SBSホームページにジャンプし、ニュースの原文(韓国語)をご覧いただけます。さらに画像下にあるのアイコンをクリックすると、ニュース動画をご覧いただけます。
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京畿道バス乗り継ぎ割引400ウォンに拡大 2005-05-30 (17:50)
京畿道内の市内バスと座席、直行座席バスの乗り継ぎ割引金額が、6月20日より現行の50ウォンから400ウォンに、大きく拡大されます。
中高校生は、市内バスの場合300ウォンが割引になり、小学生は割引特典がありません。
割引は、最初にバスに乗った後、70分以内に乗り継いだ場合に適用されます。
来月から地方公共料金相次いで値上げ 2005-05-30 (09:13)
タクシー・上下水道、地下鉄など
タクシーや上下水道、そして地下鉄などの地方公共料金が、相次いで上がります。
ソウル市が来月からタクシー料金を17.5%値上げするのをはじめ、釜山と光州、蔚山市もタクシー料金を20%以上値上げする方向で検討中です。
ソウル市はまた、下水道料金を来たる8月より平均35%上げることにし、釜山市も下水道料金を7月から平均9.8%、仁川市も9月から上水道料金を平均8.1%上げます。
光州都市地下鉄公社は、来月から地下鉄料金を、成人700ウォンから800ウォンに値上げします。
電車投身20代女性「起死回生」 2005-05-29 (19:46)
線路の間の空間に逃れかすり傷もなく「無事」
<アンカー>
20代の女性が走ってきた電車の下に飛び込みましたが、傷ひとつなく助かりました。
釜山放送、ジン・ジェウン記者がお伝えします。
<記者>
釜山地下鉄2号線・開琴(ケグム)駅です。
ある20代の女性が、地下鉄ホームの黄色い線を超えたかと思うと、突然線路に飛び降りました。
その瞬間、電車が入ってきました。
電車は、投身地点から70m余りを過ぎて止まりました。
駅員たちが四方から投身した女性を探しに現れました。
全員、亡くなっているものと思っていたこの女性はしかし、すぐに電車が止まった隙間を縫って反対側のホームに上がってきました。
かすり傷すら負っていませんでした。
「(電車の)下に(手を上に伸ばして)うつ伏せになったので、我々からは見えなかった。(ぴったりとうつぶせになってたんですね?)はい。」(チョン・ウチョル/地下鉄開琴駅長)
線路と線路の間の空間に、ぴったりとうつ伏せになり、一命を取り留められたということです。
線路と線路の間には、このように余裕空間が充分にあります。
ぴったりとうつ伏せになれば、充分に助かるということです。
地下鉄関係者は、線路に落ちたとしても、あせらなければ逃げられる空間は充分にあると語っています。
「あせらずに両側へ逃げれば、充分に(助かることができます)」(地下鉄関係者)
警察の調査の結果、この女性は重い鬱病患者で、簡単な調査の後、何事もなく自宅に帰りました。
しかし今日の騒動で、釜山地下鉄2号線の運行が5分あまり全面ストップしました。
誰のための料金値上げ?タクシー労組、値上げ撤回要求 2005-05-25 (19:55)
<アンカー>
ソウル市内のタクシー料金が、来月から17.5%ほど値上げされます。業界は当然の処置だと歓迎していますが、当のタクシー運転士は大きく反発しています。それでなくても乗客がいなくて死にそうなのに、料金が上がればなおさら減ってしまうとのことです。市民もやはり、高くなる料金を負担に感じているようなのですが…。
過去4年で初めての今回のタクシー料金値上げを取り巻く論戦、チョン・ヒョンテク記者が取材しました。
<記者>
来月から、ソウル市内のタクシー料金が、17.5%値上げされます。
一般タクシーの基本料金は、現行の1600ウォンから1900ウォンへ、模範タクシーは4000ウォンから4500ウォンに上がり、時間・距離当りの料金も値上げされます。
2001年9月以降、4年ぶりに値上げされる料金ですが、当のタクシー運転士の反応は冷淡なばかりです。
「会社からは1年間納入金(運転士が勤務後タクシー会社に支払う費用)を上げないと言われますが、現実的に信じられないし、しばらくすれば運転士ばかり飢えるのでしょう」(タクシー運転士)
なぜでしょう?
ソウル市は、ある会計法人に依頼した研究結果を挙げ、一般タクシーの場合、営業距離1km当り51.67ウォンの損失が発生していると主張しました。
全国民主タクシー労組は、研究結果に問題があると指摘しています。
ソウルのタクシー企業の90%以上が請負制や社納金制としているのに、人件費が上昇する月給制を実施しているものとして仮定しているということです。
4代保険料など福利厚生費も過大計算され、燃料費も実際より多く見積もっているとの主張です。
労組に沿えば、ソウル市の推算とは異なり、実際には1km当り27ウォンの利益が発生していることになります。
労組は、料金が値上げされれば市民の負担は増え、タクシーの利用は減る一方、納入金が上がり運転士の負担も増すものと予想しました。
「基本料金が1900ウォンなら、乗れないと思います。高すぎて…」(市民)
運転士は当初、付加税還付分を直接支給することを要求していましたが、ソウル市が無謀な料金値上げを強いたとして、事業者のためだけの料金値上げを撤回するよう促しています。
公益要員、線路に落ちた乗客を2度にわたり救助 2005-05-11 (06:37)
9日夜10時20分頃、地下鉄5号線パルサン駅で、酒に酔い電車とホームの隙間に落ちた46歳のチョさんを、公益要員の24歳チェ・グドンさんが、機転をきかせて救いました。
チェさんは列車の扉に足を挟み、瞬間的に電車の出発を防いだあと、携帯電話で急いで駅事務室に状況を知らせました。
この前にもチェさんは1月25日午前にも、酒に酔い線路側へ落ちていた乗客を、同じ方法で救出したことがあります。
[テーマ]日本を感動させた韓国人 2005-05-10 (19:54)
地下鉄の線路に落ちた日本人 命がけで救助
<アンカー>
日本である韓国人が地下鉄の線路に落ちた日本人を命がけで助け出した事実が明らかになり、暖かな感動を与えています。
テーマ企画、東京・ヤンユンソク特派員です。
<記者>
先月19日の夕ラッシュ。
ある人が、誰かに強く押され、地下鉄の線路に落ちました。
これを目撃した他の人が線路に飛び降りて、倒れた人を救助しました。
この時、地下鉄駅構内へ電車が進入しようとしており、緊迫した状況でした。
幸い、他の人々が緊急停止ボタンを押し、電車は200m手前でようやく急停車しました。
線路に落ちた70代の老人は一命を取り留めることができましたが、実際に老人を救助した張本人はまっすぐ現場を離れ、誰なのか分からなくなりました。
警察と地下鉄駅がようやく探し出した善意の張本人は、大阪のある大学で講師として在籍中の、韓国人・ヤンヒョンオクさん。
「電車が入ってくるのか、やっぱり手遅れなのか考える余裕もなく、まずは助けなきゃと思っただけでした」(ヤン・ヒョンオク/大学講師)
だた人としてできることをしただけだとし、逆に後に続いて線路に跳び入り、共に救助した日本人に功を渡しました。
「ヤンさんは何の連絡もなく、ヤンさんの知人が『ヤンさんが救助した』と連絡をくれて、知りました」(日本橋駅関係者)
4年前、東京のある駅で、線路に落ちた酔客を助けようとして、命を落とした故・イスヒョンさんの果敢な行動を覚えている日本人に、ヤンさんの勇敢な行動は、いま一度静かな感動を与えています。
リニアモーターカー、国内技術で「浮いた」 2005-05-10 (19:54)
ドイツ・日本に続き3番目…2007年設置
<アンカー>
レールの上を転がりながら走る既存の列車とは異なり、レールの上をそっと浮かんで走る磁気浮上列車が、初公開されました。純粋な国内技術でリニアモーターカーをつくった国は、世界で3ヶ国だけです。
キム・グァンヒョン記者です。
<記者>
22tの重さの列車が、停止状態から線路の上へ1cm浮き上がりました。
リニアモーターカーは、このまま線路に触れることなく走ります。
列車1両あたり135人の定員で、最高時速は110kmです。
リニアモーターカーは公害排出がほとんどなく、振動と騒音を大きく減らすのが特徴です。
「軽快電車に比べ、登坂能力が2倍で、脱線の危険がなく安全性も向上します」(キム・ドンソン博士/韓国機械研究院)
15年の間に370億ウォンを投じ、ドイツと日本に続き3番目の純粋国内技術で製作されました。
ドイツ型が低速では車輪で走行し、超伝導方式で時速200kmの速度を出すのに対し、韓国型は近距離用として開発されました。
電流が流れれば、線路をコの字型に包んでいる列車の電磁石が鉄製線路にくっつこうとするのが、車体が空中に浮かぶ原理です。
「9の自治体で採択を検討しており、海外からも受注の相談が進んでいるところで、商業性が高まっています」(キム・クッチン博士/㈱ロテム)
リニアモーターカーは来たる2007年、大田エキスポ科学公園近辺の1km区間で、初めて設置される予定です。
光明駅 来年上半期に近郊電車と連結 2005-05-10 (19:55)
高速鉄道・光明(クァンミョン)駅に、国電京水(キョンス)線が、来年上半期のうちに連結され、冠岳(クァンアク)駅など付近の鉄道駅と光明駅間のシャトルバスが運行されます。
建設交通部(国土交通省相当)は、韓国鉄道公社の経営を来たる2013年までに正常化するため、光明駅周辺の59万坪の敷地と、天安牙山(チョナンアサン)駅周辺地域111万坪を新市街地に開発する内容の対策を、10日の国務会議に報告しました。
果川〜良才結ぶ自転車道路、来月25日完工 2005-05-10 (17:32)
果川(カチョン)からソウル瑞草(ソチョ)区を結ぶ5.7kmの良才(ヤンチェ)川自転車専用道が、来月25日に完工します。
京畿道・果川市が56億ウォンを投じ、良才川の川岸に建設中のこの道路は幅3m、この中の1.5mは透水性コンクリートで舗装して自転車が通れるようにしており、残る半分はインラインスケートで走れるようにゴムで仕上げられています。
自転車道路が完工すれば、自転車やインラインスケートで20分以内にソウルへ通勤することもできると期待されています。
地下鉄4号線朝ラッシュ故障…20分あまりストップ 2005-05-10 (08:41)
10日朝6時ごろ、ソウル地下鉄4号線・誠信(ソンシン)女子大入口駅で、漢城(ハンソン)大入口方面の電車が故障で止まり、後続の電車が26分ぶりに運行を再開しました。
ソウル地下鉄公社は、誠信女子大入口駅で乗客をすべて下車させた後、故障した電車を漢城大入口駅の留置線に動かし、事故原因を調査しています。
この事故で、1時間半にわたって地下鉄4号線の下り線が停止・進行を繰り返しながら徐行し、出勤ラッシュの市民は大きな不便を被りました。
地下鉄線路に落ちた障害者 市民が救助 2005-05-09 (17:56)
<アンカー>
列車が進入している地下鉄の線路に、視覚障害者が落ちたヒヤリとした瞬間、側にいた市民たちがその力を合わせ、前の見えない市民を救いました。
ソン・インホ記者がお伝えします。
<記者>
昨夜8時15分、地下鉄1号線鐘路3街(チョンノサムガ)駅。
帽子を押さえつけてかぶった男性が、ふらふらしながらホームを歩き、足を踏み外して線路に落ちました。
これを見た市民は、身振り手振りで電車を止めた後、落ちた男性を助けようと線路に飛び降りました。
事故にあった人は、1級視聴覚障害者の43歳キムさん。
キムさんは酒を飲み、帰宅する途中でした。
「市民が飛び降りて上げて頂き、私は後で来てお手伝いしました」(イ・スンウォン/鐘路3街駅公益勤務要員)
勇敢な市民のおかげで一命を取り留めたキムさんの娘は、話せない父に代わって感謝の気持ちを表しました。
「助けていただきありがとうございます」(キム・ダヘ(仮名):被害者の娘)
昨年、ソウル地下鉄1〜4号線で発生した人命事故だけで33件。
特にキムさんのような障害者は、危険と隣り合わせです。
危機に瀕する市民を助ける成熟した市民意識も大切ですが、ホームドアのような安全装置の設置がより急務なようです。
仁川市民「市内バスが一番不満」 2005-05-09 (17:32)
仁川市民は公共交通の中で、市内バスの利用に一番大きな不満を感じている、という調査結果が出ました。
昨年、仁川市の交通不満申告センターに受け付けられた公共交通の不満申告2,288件を見ると、市内バスが53%と最も多く、一般タクシー26%、個人タクシー19%、市外バス2%の順位でした。
不満に思う項目では、不親切や乗車拒否、不規則な運行間隔、無停車通過のように、以前からの問題が相変わらずであると明らかになりました。
ソウル市内バス労使交渉妥結 2005-05-08 (17:10)
ソウル市内バス労使協議が8日早朝、劇的に妥結され、9日に予定されていたストが撤回されました。
バス労使は今年の賃金を3.8%引き上げ、来たる7月より40時間勤務制を300人以下の全市内バス事業所で実施することに合意しました。
また61歳に定年を延長する問題は、労使協議会で別途に協議することとし、賞与金は年間600%に決まりました。
ソウル市バス労使「バスストライキ」協議大詰め 2005-05-07 (07:07)
<アンカー>
ソウル市バス労組がストを予告した日が、明後日と近付いてきました。労使双方は、今日最終協議を開きます。
キム・ヨンテ記者です。
<記者>
ソウル市バス労組が来週月曜のストを予告した中、労使は今日2度目の調停会議を開き、最終協議を試みます。
4日、1回目の調停会議の決裂以降、3日ぶりの再協議です。
労側の核心要求事項は、週休2日制の早期導入と、61歳定年の保障、そして成果制給与の変更です。
この内、週休2日制導入の問題について、労使が最も鋭く対立しているものと思われます。
労側は、賃金削減なしでの週休2日制導入を、来る7日からすべての事業所に適用しようとの立場です。
しかし使側は、政府の方針通り、3百人以上の事業所でのみ優先実施し、残りは来年から段階的に推進するつもりであるとし、対立しています。
労使双方は、明日調停会議が決裂したとしても、協議のため水面下での接触は、スト直前まで続けていく方針です、
一方ソウル市はストに備え、貸し切りバスの投入と個人タクシーの部制解除など、段階別の非常輸送対策を準備しており、労使の動きを注視しています。
タクシー基本料金1900ウォン…300ウォン値上げ 2005-05-04 (19:14)
模範タクシー基本料金4500ウォン…市民は「不満」
<アンカー>
来月から、タクシーの基本料金と距離料金が、すべて値上げされます。ソウル市とタクシー業界は、料金を上げるたびに約束してきたサービス改善の公約を繰り返していますが、市民は冷たい反応です。
キム・ヨンテ記者です。
<記者>
来月1日から、ソウルのタクシー料金が17.52%上がります。
一般中型タクシーの基本料金が1600ウォンから1900ウォンへ、模範タクシーは4000ウォンから4500ウォンに、それぞれ値上げされます。
一般タクシーの場合、168m毎に100ウォンずつ上がっていた距離料金は144mに100ウォンへ、41秒毎だった時間料金は35秒当たり100ウォンに上昇しました。
2001年以降、4年ぶりの値上げです。
ソウル市とタクシー業界は、乗客サービスの向上を掲げました。
「料金が値上げになり、この部分が運転士への待遇が改善されれば、100%の運転士が挨拶して、親切になるよう努力いたします」(チョン・スング/ソウル市交通局長)
しかし実際、タクシー運転士は、料金値上げは解決策にならないと言っています。
「タクシーの台数を減らしてこそ、料金を上げられるってことになるじゃないんですか?お客さんにサービスしろと言ってるけど、130万ウォンの収入でどんなサービスになるんでしょう?」(タクシー運転士)
市民も冷たい反応です。
「サービスがよくなったようには見えません。これ以上上がれば、もう乗らないほかありません」(市民)
ソウル市がタクシー料金を調整するようになったのは、94年からです。
それ以後、値上げの度にサービスの改善を約束していますが、タクシーのサービスが改善されたと感じている市民は、多くありません。
ソウルバス労組 9日からスト 2005-05-03 (19:58)
ソウル市バス労働組合は2日、市内63の労組支部別にスト賛否投票を行い、84.4%の支持でストを決議しました。
バス労組は、使用者側のため賃金削減なしの週休2日制施行と、61歳定年の補償、毎月の賞与金50%の支給を要求していますが、通らなければ9日からストに入るとしています。
地下鉄1号線「また20分間」運行中断 2005-05-01 (18:36)
1日、午前10時50分頃、ソウル駅から議政府(ウィジョンブ)方面へ向かっていた地下鉄1号線の電車が、電力供給装置の異常で立ち往生し、電車の運行が20分余りストップしました。
この事故で、後続の列車が相次いで遅れ、乗客は大きな不便を被りました。
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