このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

スタンレー公園は憩いの場

5/23
そして大陸横断鉄道の旅がスタート!!




 早朝の散歩は気持よいもの。バンクバーの街を歩いてみませんか?
(動画をクリックして下さい)
 程なくガスタウンに到着しました。近代的なバンクーバーの中で、このようなレトロな街並みが落ち着きますね。
 定番の観光名所「蒸気時計」です。札幌の時計台のバンクーバー版?
 すぐ近くにはウェストコーストエクスプレス(近郊列車)が走っているので、鉄道ファンにはこちらの方が気になる???
 少し歩くと中華街が・・・ガイドブックで書かれている治安の悪さは気になりませんでした。
 街中にはこんなモニュメントが・・・
 バンクーバー市内はスカイトレインが便利です。車輌も近代的でダウンタウンでは地下鉄になります。
(動画をクリックして下さい)
 韓国系のツアー会社に貼られていたポスター。「バンクーバーでの充実した生活をエジョイ!」って、大丈夫なのでしょうね?
 私は自然が大好きなので、スタンレーパークでエジョイ!します。
 自然を生かして造られた公園なのか、水鳥の姿が目立ちます。
 この辺の雰囲気はワイルドですね。熊が出なければ良いのですが・・・
 出ちゃいました「アライグマ」!野生のは初めて見ましたよ!!
 小さな可愛らしいリスも現れました。少々近づいたくらいでは逃げないので写真も撮りやすいです。
 少し歩くと海が見えてきました。
 すぐ近くには美しいプールもあります。これからこのプールが子供たちで賑わうのでしょうね。
 公園を海沿いに一周する道があり、ジョギングやサイクリング、ローラーブレードを楽しんでいる人が沢山居ます。カナダの人はスポーツ好きで健康への意識が強いのでしょうか、太っている人は少ないです。メタボ診断が義務化された今日(こんにち)、日本人はこのライフスタイルを見習うべきですよ!!
 しばらく歩くとこんな景勝地が・・・まるで北海道の積丹半島のローソク岩を思い出させます。 
 昨日はバスで渡った橋も下から見ると圧巻・・・
 再び公園の内部に入りました。このように池が多数あるので、色々な生き物を観察出来ます。
 ものすごく大きな黒いリス。エゾリスのようでした。
 公園の入口付近で見かけた倒木(!?)。
 通る人が皆写真を撮っていたので、私も撮ってみました。
 夕方になり、バンクーバーの玄関口になる中央駅「パシフィックセントラル駅」です。ここからアメリカ大陸を横断する列車が出るのです!駅舎も立派でワクワクしますね!!
 ここが改札口。日本とは雰囲気が違いますね。
(列車の出発直前は非常に混雑するので朝のうちに撮影を済ませました)
 切符売り場と言うよりチケットカウンターです。VIA鉄道をはじめ、北米の殆どの列車は日本のように気軽に乗ることは出来ません。多くの列車は予約制で、事前の申し込みが必要となります。また、手荷物の制限もあり、大きなスーツケース等は車内に持ち込めない事もあります。飛行機に乗る時の手続きに近いです。これが北米の鉄道が敷居が高く感じる所でしょう。
 因みに私は日本で カナダ旅行を専門的に扱う旅行会社 で申し込みしました。
 ホームには憧れの大陸横断列車「カナディアン号」が停まっていました。雑誌やネットでしか見た事無かったけれど、実物を目にすると感動もひとしおです。
 いよいよ列車に乗り込みます。「世界の車窓から」のワンシーンのようです。世界中の旅行者に混じって、自分がこんな所に居て良いのだろうか?そんな事まで考えてしまいました。
 コーチクラスの車内はこんな感じ。前日に乗ったマラハット号と殆ど同じ造りです。
 座席車とはいえ、シートの造りは大陸横断鉄道らしくゆったりしています。混雑していなければ2シート分使えるのでゆっくり寝る事が出来ます。
 北米の鉄道に共通するのが荷物棚脇のチケットホルダー。車掌は検察を終えた後に、乗客が降りる駅をメモしてホルダーに挟みます。
 さあ、夢にまで見た大陸横断鉄道の旅の始まりです!!
 カナディアン号はゆっくりとバンクーバーのパシフィックセントラル駅を出発してゆきます。左手にはVIA鉄道の機関車や気動車が見えます。そして車内放送も聞こえてきました。
(動画をクリックして下さい)
 間もなくして、ロッキーマウンテニア号とすれ違いました。ガラス張りの展望特別車輌が何両も連なった豪華列車です。
 パシフィックセントラル駅を出て40分程でフレーザー川を渡ります。乗務員が「私の大好きなフレーザー川なんだ!」と(英語で)乗客に説明していました。
 バンクーバーの都市圏を離れると長閑な景色が広がります。北海道とそっくりなので安心感すら感じます。
 ここは展望車。この車輌は50年以上も前に製造されたのですが、現代でも充分なサービスレベルですね。
 日が沈みかけた頃、複線区間で貨物列車との並走が見られました。映像には映っていませんが、先頭に機関車が2台と中間に1台、最後尾に1台と日本では考えられないスケールです。
 夜のカムループス駅に到着しました。明日はクルマを運転しなければならないので、そろそろ寝ましょうか・・・


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