このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


5/27
今日は1日中列車の中です


 カナディアン号のスリーパークラス(寝台車)以上になると料金の中に食事代が含まれます。
 食事は食堂車で食べるのですが、なんと相席になるのです!異国の人達と同じテーブルで食事をするなんて、こんな経験二度と出来ないでしょう!
 朝食の時はオレゴン州(アメリカですね)から来たという60代の姉妹と一緒になりました。英語が殆ど話せない俺はなんとか、頭の片隅に転がっている単語を並べてコミュニケーションとりました。それでも話が途切れてしまうので、携帯の中に入っている日本で撮った画像や動画を見せてあげました。うちの(隣で飼われている)犬「チャッ@ー」(飼い主にばれると怒られるので伏字で)の写真が可愛いと喜んでくれました。普段は昼寝ばかりしている 「チャ@シー」 も国際交流に一役かってくれました。
 牧場の側を走る事が多いです。大陸らしいのどかな光景ですね。
 謎の鉄道車両も頻繁に見かけるので鉄道ファンには興味が尽きません。
 これは緩急車(カブース)だったっけ?車掌が乗る貨車だったような・・・
 操縦車ですね。日本では国鉄時代に姿を消しましたが、CNでは現役のようです。
 事故などで脱線や横転した車輌を片付ける車輌で、線路脇に道路が無くてトラックやクレーン車が入れない所で使うような気がします。
 草原の中に佇む小さな駅「Brandon North」です。わずか1人の乗客が乗ってきて、なんと私の隣の部屋に入ってゆきました。
 時々町が見えると安心しますね。町の雰囲気はアメリカと似ています。
 「Portage la Prairie」駅
 何となくフランス語のような名前ですね。ここでも数名が乗車。
 しばらく走ると今日通る街の中で最も大きい「Winnipeg(ウィニペグ)」に着きます。携帯の電波も入るので日本に居る友人達にメールしてしまいました。
 ここで列車は給油と車内清掃のために1時間ほど停車。身体を動かすために駅の外に出てみます。
 駅の内部は天井が高く立派です。
 外から見る駅舎も相当なものです。北米の駅って貫禄があってカッコイイですね。
 外はこんな感じ。もっと時間があれば散策したいのですが、列車が少々遅れており停車時間を削るらしいので、反対側のスーパーでドリンクと菓子を買ってすぐに戻りました。
 駅を出ると巨大な貨物列車「ダブルスタックトレイン」が横に現れました。コンテナを2段も重ねるので近くで見ると凄い迫力です。日本では考えられません。スケールが違いますね。
 今度はひたすら湿地帯を進みます。人口希薄地帯を走るので少々飽きてしまいます。
 「Malachi」駅です。実はこれらの他にも小さな無人駅(停留所)が沢山あり、予約をしておけば無人駅から乗車する事も出来るそうです。
 名前は忘れましたが田舎の駅にて。子供が線路で遊ぶのは万国共通なんですね。
 名前も忘れてしまった小さな田舎町。アメリカよりも平和でのんびりした時間が流れてゆきます。こんな所に降りても退屈に感じるでしょうが、何も考えずにぼーっと過ごしてみるのも悪くはないですね。
 特に大きな変化が無い5/27が終わってゆきます。軽く飲んで寝てしまいました。


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