このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

CBR750トップに戻る メンテページに戻る ホームへ戻る

メンテナンス,お持ち帰り.

1日目

タンクの下がガラ開き2007年 1月28日 (日)

昨日の続きで作業開始.仮で乗せておいたタンクの下,キャブが無いのでがらんどうで面白い.
オイルのドレンを抜き,工具を忘れて外せなかったオイルフィルタも外して残ったオイルを少しでも抜いておく.
工具の長さ比べ,どちらも1417のレンチ回せなかったACGシャフトナットを回すためストレートレンチを購入.昨日チャレンジした工具よりずっと長い,
ACGシャフトナットの緩め方ギヤを入れてリヤブレーキで抑えているが,チェーンの伸び,リヤのダンパーなど動く部分があり, 一方ナットの部分の蓋で工具のストロークが規制されるため緩まない.
ふと思い立ってクランクの左の蓋を外して写真のように押さえたら一発で緩んだ.
前回の時は,トラブルの原因でもあったACGシャフトにかかるスプロケとダンパーの部品が空回りして クランクを押さえても回らなかったのだ.
ボルトナットを緩める時は反動を使わないでも済むように長い工具を使うべし.クランク側に当てているのは 12.7角のソケットレンチの長いスピンナハンドル.
スプロケ磨耗昨日きれいにしたドライブスプロケット廻り.
チェーンの状態に比べてスプロケットは意外にまとも.といっても十分磨り減っているのだけれど.
スプロケットを外すとこんな感じ.泥んこをほとんど落としたのだ.
カウンタシャフトのスプロケがはまる部分のスプラインの磨耗状況は良好. スプロケ交換時にモリブデングリスをしっかり塗っておいた効果なり.
外すものはほとんど外したので(プラグも緩めてある),エンジン降ろしに向けてフレームに養生してやる. 直接ガムテープを貼ると,劣化した塗装がはがれそうなのでウェスを巻いてからガムテープ巻き.
写真のようにヘッドにつながるウォーターホースはジョイントのパイプごと外している.ホースを外さない作戦.
右側も同様.
ウォーターパイプ同様にシリンダーブロックへのホースもパイプの部分を外す.ラジエターの取り付けボルト穴を利用して パイプを吊る.
ウォーターポンプエンジンを外す間はウォーターポンプはホースにぶら下がっている.ポンプの駆動軸がつながるエンジンの穴は新聞紙を丸めて 蓋をしておく.ずぼら作業だ.
フェンダーフロントフェンダーも一応,養生する.昨年の作業でエキパイが当たらないようにガムテープを貼ったら 角の塗装がちょっぴりはがれたので.落ちないようにブレーキパイプにウェスの端を縛っておく.
アジャストさて,ボルト類を緩め始める.後ろの上のボルトはフレームとの隙間調整のアジャストが入っている. 貫通したボルトを緩めてからモンキースパナを当てる. ボルトのテンションを抜いた時点で力が抜けて指でも回るほどになっていた.

このあたりでお願いしていた助っ人さんが登場.借り集めた車のジャッキでエンジンを支えてボルトを全部抜く. ここからは悪戦苦闘.下げていってもやっぱりエンジンが抜けない.ジャッキでもう一度支えて,サービスマニュアルを眺める. 右後方に抜く,というのを確かめてさらに悪戦苦闘.
空っぽどうにかエンジンを取り出すことに成功.当然ながらこの間の写真は無し.
降ろしたエンジンを右を下に横にしてエンジン上部の汚れをワイヤーブラシで落とす. 真鍮ワイヤーブラシで埃や泥だけを落とす.
残った車体に場所をとる部品をぶら下げる.タンク,サイドカバー,シート.エキゾーストパイプ, ウォーターポンプはフレームからぶら下げておく.これで車体側はしばらくお休み.
休眠中のオドメータ.
友人の箱型乗用車にエンジンを積んで慎重運転でアパートに戻る.
人力でエンジンを室内に運び込んで本日の作業終了.
作業にご協力ありがとうございました.

28 Jan.2007

続きの作業

CBR750トップに戻る メンテページに戻る ホームへ戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください