このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2003-07-27トップ

イベントレポート&旅行記

2003年度吹田工場公開レポート

2003年7月27日に開催された吹田工場一般公開への参加レポートです。
例年7月の下旬に開催されているようなのですが、場所が関西と言うこともあり、そうそう気軽に行けるものでもありません。 今回、ちょうどその時期に会社が3連休になったので、九州への撮影旅行の帰りに見学して見ることにしました。

※2007-07-15:追記/オリジナル画像紛失の為、このイベントと関わりの深かった北陸本線でのボンネット雷鳥をトップ画像としました

入り口周辺の様子

001002003

吹田工場と言うだけあって、最寄駅はJR西日本の吹田駅です。
駅を出てJR京都線の線路脇を京都方面に向かうと、およそ5分で会場である吹田工場の正門にたどり着きました。
JR東日本のバルーンアーチ(っていうかどうかは不明ですが)を見慣れているせいか、この入り口はすごく新鮮に見えます。 少し雲が出ていますが、まずまずの行楽日和といえるでしょう。

004005006

会場に入ってまず最初に目に付くのが、入り口近くで保存されているこの流電ことモハ52001です。
車両の脇に設置してある滅名によれば、準鉄道記念物という、なんか文化的にとても貴重なモノのようです。
この手の保存車両はなかなか車内に立ち入る事が出来ないものですが、この車両はご覧の通り車内も見学できます。 その為、多くの人(特に親子連れ)がもの珍しそうに見学していました。

007008009

入り口近辺には複数のテントが設置してあり、来場者にアンケートを記入してもらったり、Jスルーカードを販売していたりしていました。
一般公開時限定というフレコミのカードが販売されていましたので、早速自分も一枚購入。
(帰ってきてから関東では使えないことに気が付きました・・・)

010011012

ある意味「関西ならでは」と思わせる地震体験車の体験イベントも、入り口近辺で行われていました。
一件地味なこのイベントに多くの人が集まっているのを見ていると、 参加者・主催者双方の「阪神大震災を風化させたくない」という想いが強く伝わってくるようです。
※実はこの前日に仙台で震度6強の地震があったことを、この時点では知りませんでした。

ふと脇を見てみると・・・
010011012

順路に従って会場を歩いていくと、建物の窓越しに解体中のボンネット(クハ481-111)が見えてきました。
列車で吹田工場の脇を通過する際にもチラッと見えていたのですが、こうして遠目でも目の当たりにするとかなりショックです。
一方、通路を挟んで反対側の建物では、103系や113系の検査・修繕が行われていました。
一方は鉄屑に/一方は現役車両に復帰と工場の光と影の部分を両方見せられた思いがしました。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください